ドイツのビールの祭典「オクトーバーフェスト(Oktoberfest)」を二日酔い知らずで楽しもう──健康面に配慮する人が増え、質も向上したことから、ノンアルコールのビールがビアガーデンで提供される光景も珍しくなくなってきている。

ドイツでは、アルコール分が0.5%未満であればノンアルコールとされる。ドイツ連邦統計局(Destatis)によると、ノンアルコールビールの生産量はここ10年でほぼ倍増し、2022年には6億7000万リットルに達した。

調査機関アレンスバッハ研究所(Allensbach Institute)による22年の調査では、ノンアルコールビールはビールの購入量全体の約7%を占めた。

ドイツは世界有数のアルコール消費国で、1人当たりの純アルコール消費量は年間10リットルだが、特に若者の間で消費量が減少している。

連邦健康啓発センターの最新調査によると、12~17歳で週に1回以上アルコールを飲むと答えた人の割合は8.7%と、2011年の約14%、1979年の25%から減少している。

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