大阪市平野区の餃子専門店に残された「必ずはらいにきます」と記された直筆のメモ。これを残したのは、連日、盗みにやってきた“餃子泥棒”だった。

迷彩服姿の人物。履いているのは、緑と黒のサンダルだ。餃子など1200円分の商品を手に料金箱へ向かうと、代金を支払ったフリをして姿を消した。

それから、17時間後…。同じ人物が再び店に現れた。

今度は2000円分の餃子を持ち去ったのだ。

店の関係者によると、料金箱には次のようなメモが残されていたと言う。

“餃子泥棒”が残したメモ:
29日に必ずはらいにきます

店側は当初、このメモの通り、9月29日まで支払いを待つつもりでいた。

連日現れた“餃子泥棒”
しかし、この人物は翌日19日に、前の日と同じサンダルを履いて再び現れた。

すると、5000円分の餃子を手に取り、またしても代金を支払うことなく姿を消したのだ。

さらに同じ人物は20日、そして21日と連日現れ、犯行に及んだのだった。

4日連続、のべ5回の犯行による被害は、餃子など合計20品、1万4600円分。

問題の人物は、21日も料金箱にメモを残していった。無人餃子製造所本店のスタッフは「盗んだ餃子の種類と、美味しかったですと書いてありました。スタッフみんなで、毎日一生懸命作ってるんで、簡単に持って行ってほしくないし、悲しいです」と話した。

犯行が連日に及んでいることから、店は被害届を提出。警察は餃子の連続窃盗事件として、捜査している。

https://news.livedoor.com/article/detail/25044203/