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2023/09/23(土) 06:55:57.345ID:HzKzqbjy0会場となっている昔ながらの民宿では、多くの参加者がマットレスの上で文字通り何もせず、ただ寝転がっていた。
参加者の一人、美容師のリディヤ・マルコビッチさん(23)は「800時間ここにいる。飽きたら起きるつもりだけど、いつになるかは分からない」と語った。
主催者のラドンヤ・ブラゴリェビッチさんによると、この選手権は「モンテネグロ人は怠け者というステレオタイプをジョーク」にするため、12年前に始められた。
立ち上がったり座ったりすると即失格だが、携帯電話を使ったり、読書をしたり、客の訪問を受けたりすることは許されている。
今年の大会ではルールが若干変更され、8時間ごとに15分の休憩を取ることができるようになった。この新ルールのおかげもあってか、これまで最高記録だった5日間はとうに破られた。
エントリーした21人のうち、残っているのは4人。皆、家族や仕事、学業などはひとまず放置している。
近隣の村から参加した料理人のゴルダナ・フィリポビッチさん(36)は「ここまで耐えた自分を誇りに思う。夫からは『休暇だと思って、横になって楽しんで』と言われている」と語った。
セルビアのクルシェバツ(Krusevac)にあるサッカークラブでマーケティング・マネジャーを務めるヨバン・クルンカニンさん(33)は2度目の出場だ。
当初は賞金1000ユーロ(約16万円)だけが動機だったが、時間がたつにつれ、勝利への欲求も高まってきた。「今は自分の限界を証明するために、この状況を乗り越えて最後までやり遂げるためにここにいる」
さらに「この経験と忍耐を実生活に生かしたい」とAFPに語った。
https://news.livedoor.com/article/detail/25034785/