「人類は国連に期待できない」 
ゼレンスキー氏、安保理改革訴え(毎日新聞)
https://news.yahoo.co.jp/articles/f130c5754b18952fa8c65bdca2666b9ee7892b7c

 国連安全保障理事会は20日、ウクライナ情勢と国連憲章に関する首脳級会合を開いた。ロシアの侵攻を受けるウクライナのゼレンスキー大統領は演説で「もはや人類は、国家の主権を有する境界を守るために国連に期待できない」と述べ、拒否権を持つ常任理事国の対立を背景に機能不全に陥っている安保理の改革を訴えた。

 安保理では、ロシア軍の即時撤退などを求める決議案が、常任理事国のロシア自身の拒否権発動で否決された。「平和の番人」としての役割を担う安保理は、拒否権を持つ米英仏と中露の対立で、北朝鮮の核・ミサイル開発問題などでも一致した行動を取れない状況が続いている。