■2022年度の「日本数学検定協会賞」受賞作品は、AIが予想した数式の証明に関する研究作品

昨年2022年度の「日本数学検定協会賞」は、AI(人工知能)を使った「ラマヌジャン・マシン※」が予想した
数式の証明に挑んだ、東京都在住の山本修真(やまもと しゅうま/応募当時16歳、高校2年生)さんが受賞しました。

算数・数学の実用的な技能を測る数検を実施している当協会は、AIが予想した結果の証明に取り組むという
現代的な研究スタイルと、過去のMATHコン受賞作品などの情報にも敏感に反応し活用している点を評価して、
「日本数学検定協会賞」の受賞を決定しました。


※ラマヌジャン・マシン

イスラエル工科大学の研究チームが開発したマシン。インドの天才数学者シュリニヴァーサ・ラマヌジャンの
思考形態をAIがシミュレートし、円周率πやネイピア数eなどに関する新しい式を連分数の形で予想する。

https://www.atpress.ne.jp/news/364900