《36人が死亡、32人が重軽傷を負った令和元年の京都アニメーション放火殺人事件で、殺人などの罪に問われた青葉真司被告(45)の裁判員裁判の第5回公判が13日、京都地裁(増田啓祐裁判長)で開かれ、被告人質問が行われた》
《30代半ば、コンビニ強盗事件を起こして服役した青葉被告は統合失調症と診断された。刑務所では『闇の人物・ナンバー2』からさまざまなメッセージが送られ、それにあらがうような状態だったと振り返った》

弁護人「刑務所で繰り返し聞いた言葉は」

被告「『結婚』という言葉がやたらと出てきた」

弁護人「どういう場面で」

被告「テレビで福山雅治さんが結婚したという話や(芸人の)あばれる君が結婚したりとか」

弁護人「それを見聞きしてどう思った」

被告「結婚させたがっているのかなと」

弁護人「青葉さんを」

被告「はい」

弁護人「誰と」

被告「京アニ所属の女性監督(※発言は実名)になるのではないか」

弁護人「誰が結婚させたがっていたのか」

被告「おそらく闇の人物ナンバー2」

弁護人「どうしてそう思った」

被告「結婚させてしまえば守りに入ることになる。自分勝手なことができなくなる。自分がやんちゃやっていたので見かねた部分があるのではないか」