俺のなろう小説ボツ構想を供養させて欲しい
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神様の娯楽で箱庭世界に転生させられる「異世界転生もの」
健康的で容姿の整った成人男性の器に転生させられた主人公と、美少女ドワーフの器に転生させられたヒロインが出会い、自殺に失敗してから暴君になったウェブラウザ王国の王(実はコイツの中身も異世界転生者)と戦う話
D&Dの設定が下地のファンタジー異世界だけど、ドワーフの技術レベルが高くて文明も進んでる
以下、書き溜めてあるからダイジェストでお送りします >>1
転生直後、コンクリートジャングルで無数のモンスター・ワームに襲われる主人公。
さっそく、カオス・ダーク・ディープ・ドラゴンに変身するチートスキル「猛獣使(ヒューマニティ):龍(ドラゴン)」で右手を龍化させる技「尊大な右手(ライトハンド・オブ・シェイム)」を使うが、
「ぬっ! うっ! ううっ……!」
腕が重すぎて身動きが取れず逆に窮地に!
「ちっ。強すぎるというのも困りものだな……」
などと強がるも、龍化していない部位に攻撃が当たれば即致命傷! 絶体絶命! かに思われたが――。
「大丈夫ですか!?」
間一髪、美少女(ヒロイン)が現れ助け出される。 >>2
地下道に逃れ、互いの状況を整理し合った主人公はふと思い至る。
「そう言えば、あれを忘れていたな」
「? あれ?」
「ああ。異世界と言えばこれだろ? ステータスオープン!」
その言葉に青ざめるヒロイン。
「だめ、です……。それは、言っちゃだめな奴です!」
突如、辺りに鳴り響く警報。
そして現れる異世界の――
「ルン……バ……?」
否! 警備ドローン! >>3
王によってNGワードとなっていた「ステータスオープン」というワード。
それらNGワードを言うと現れる空飛ぶ円盤型、警備ドローン(ドワーフ作、違反ユーザー学習機能付き)。
さらに、盗賊団“銀鬚(シルバー・ベアード)の一味”若頭領ヒッポグリフにも目を付けられ、どうなってしまうのか――! ステータスオープンが知れ渡っている&禁句ってのはちょっといいね >>5
話変わって主人公たちが異世界転生するしばらく前――。
「ステータスオープン! ステータスオープン!」
暗がりでステータスオープンを試し続ける男がいた。
男は一流大学を出るも就活に失敗したことで引きこもりニートにまでなり、不摂生がたたったのか死んでしまうが異世界にいた。
転生するなり牢獄に捕らえられてしまい、今は自分のステータスを確認してここから出る算段を付けようとしていた。
「ステータスオープン! ステータスオープン!」
と、急に牢の扉が開き一人の女性が入って来た。
「たかし……」
「かーちゃん?」
男は生前、母親をクソババア呼ばわりしていたが、ここでステータスオープンを試し続けながら生前を振り返り考えを改めていた。そう、生まれ変わっていたのだ。それすなわち異世界転生。
「かーちゃんも異世界に転生したのか? 大丈夫だ、安心しろ。俺がかーちゃんを助けてやるからさ。そのためにもまずは……、ステータスオープン!」
「たかし……」
「ステータスオープン! ステータスオープン!」
「たかし……。たかし……、もういいんだよ」
「なに泣いてんだよかーちゃん。生きてた頃は悪かったな。でも、もう安心してくれよ。俺がチート能力で俺TUEEE!して、今度こそいっぱい親孝行するからさ。待ってろよ! ステータスオープン! ステータスオープン!」
「もういいんだよ、たかし。ありがとね。ありがとね、たかし」
「なんだよ泣くなって。しょうがねぇなぁ」
たかしは、勘違いしていた。
そこは、異世界ではなかった。
そこはたかしの部屋。たかしが異世界転生したというのは、病んだたかしの妄想で、たかしはずっと部屋にいたのだ。そう、たかしは依然ひきニート。
薄暗い部屋で鳴りやまぬ、母のなく声とたかしの――。
「ステータスオープン!」 >>8
たかしには弟がいた。
弟は社会を憎んでいた。兄をあんな風に追い込んだ学歴社会を。自分たちを早々に見限って捨てた高学歴高収入の父親を。母親を追い詰めた格差社会を。
そして、世界を恨みながら自殺した弟は異世界に転生。ウェブラウザ王国の王となった弟は、「ステータス」という概念を厳しく規制し、暴力的な方法で平らな国を目指していた。 >>12
なんやかんやあって激突する、主人公たちと弟!
盗賊との抗争、裏切りのドワーフDr.ペガサスと彼が創り出した娘型ロボットのフェニックスなどとの戦いを経て成長した主人公の、強力な一撃が弟にはなたれる!
その時――。
「ステータスオープン!」
突如 現れるステータスウインドウ。
何の因果か、弟のチートスキルは“ステータスオープン”だった。
ステータスウインドウはこの世界のシステムグラフィック。理の具現。故に、不可侵、破壊不可能。
それは無敵の盾となり、決して壊れぬ武器となる!
主人公たちは不滅のステータスウインドウを前に、勝つことができるのか――! >>14
とっつきにくいから取りあえず伏せた主人公の設定とタイトルとか、ヒロインのチートスキルと設定とか他にも色色あるけどとりあえず〆 >>16
現代編って言うほどのボリュームじゃなくて過去回想みたいなアレだけど、とりあえずその「ステータスオープンネタ」を見て欲しかったから誉めて貰えてうれしいです。 お前が学歴コンプバチバチに抱えてそう
地方国立だろ ちなみに“猛獣使(ヒューマニティ):龍(ドラゴン)”の由来は、「人間は誰でも猛獣使であり、その猛獣に当るのが、各人の性情だという」という『山月記』のセリフが由来。
“尊大な右手(ライトハンド・オブ・シェイム)”のほかに、
“臆病な左手(レフトハンド・オブ・コンシート)”という技がある。
「尊大な羞恥心」と「臆病な自尊心」、これも『山月記』から。
子供の頃に頭いいと褒められてその気になって、なんとか努力して公務員になったけどプライドの高さが原因で上手くいかず退職。
誰にも師事を仰ぐ必要のないなろう作家を目指すも鳴かず飛ばずで、ついには突発的な心停止で帰らぬ人となってしまう。
最初はヒロインのことも見下してるけど、自分のスキルを制御できずヒロインに頼らざるを得ない状況で、彼女の優しさもあってプライドがほぐれていき、最終的にはある程度自分の欠点を認めてスキルも扱えるようになる。 >>21
15話まで書いてモチベーションが尽きちゃいました。
警備ドローンから逃げて、国王が悪い奴っぽいってなって、盗賊の方と最初のちょっとした小競り合いの決着が付くくらいまで。 ステータスオープンの弟君との戦いで書きたかったのは、「学歴だけで人を判断することはよくない。属性でなく一人一人の相手と向き合うことが大事。でも、だからこそ、学歴も一つの指標としては有用。何も知らない同士で向き合う時、性別も年齢も経歴も属性は相手を知っていく取っ掛かりになるはずだから。でも、それはあくまで取っ掛かりであって、最初に付ける目星で会って、その先で個人を見て向き合って丁寧に対話を重ねていくことが大切」なんじゃないかってこと。 >>23
学歴至上主義もよくないし、貴方の苦しみも怒りも間違ってない。
でも、暴力で学歴至上主義を完全否定して解決しても、別の苦しみや怒りが生まれるだけ、みたいな……。 仕事辞めたなろう作家志望の構ってちゃんにあげたら喜ぶかもよ >>25
あぁ、確かにそういう人に向けて書いてたところもありますね。
優しく受け止めつつ、厳しく突き放すような内容になればなと……。 タイトルは『なろうで書籍化めざして5年、かつて神童とうたわれた俺は誰にも評価されないまま非業の死をとげてしまった。俺の価値に気づかなかった馬鹿どもは未来永劫ダサク読んでろ。俺は異世界転生したから勝ち組確定なのだが』
主人公の傲慢さを濃縮したようなタイトル。
話変わって、箱庭異世界の持ち主(神)は2人いて、
弟を転生させた神は、苦しんだ人間に死後くらい好き勝手させてあげたいという愛で転生させたけど、
主人公たちを転生させた神は、つらくともちゃんと自分の苦しみと向き合って自分なりの答えを見つけてから死なせてあげたいという愛で転生させた。
いわば死後の延長試合みたいな感じ。
最後は主人公も死ぬ。
また、序盤でヒロインの恩人が主人公たちをかばって殺された時「辞世の句(ダイイングメッセージ)」という魔法でヒロインに一言だけ最後の言葉を残すんだけど、
最後の戦いで死んでしまうヒロインも、「辞世の句(ダイイングメッセージ)」で長い手紙のようなメッセージを主人公に残す。
全てを終えた主人公が、自分を転生した神と喋って、悪態をつきつつも自分の欠点と向き合い多少は清々しい気持ちで死ねることに感謝を述べる。
そして、俺も辞世の句を読むか。短歌? 俳句? いや、なろう作家と言えばアレしかないな、と長文タイトルを読んでタイトル回収end. ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています