ガキの頃に奇妙な人を見たことがある
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親戚ってわけじゃないんだがなんか俺のことを知ってて俺は向こうを知らない程度の人 とにかくガキの頃の話だ
そんときは俺は小学生低学年とかだったと思う。たしか冬休み中かなんかでなんかの親戚の集まりに参加しなきゃならなくなった。ガキの頃はよくわかってなかったが、多分遠縁の三回忌とかそんなんだったと思う すまん全レスできん
>>7
たしかそんとき94歳言ってたから88才くらい上だと思う まあ端折るけど
親世代はみんな忙しくてガキをかまってられん状況でな
ガキみんな古い家屋の二階に行ってろってことになったのさ。でもそのとき集まったのは知ってる親戚一人もいなくてな
みんな中学生くらいだった。俺は親戚ではなく、その家にとっては知人の孫という形でそこにいたみたいだった >>9多分あんまその爺さんとあんま親しくないしましてやその爺さんが俺にした話の詳細知ってるわけない 親しくないかどうかじゃなくて
関係性くらい知ってるでしょ んでとにかくストーブとかも危ないからってその爺さんは子守を頼まれたわけだ。当時6才くらいの俺を94才の爺さんが半日くらい面倒見ることになった
なんかどっちかって言うと逆のほうがまだありえる気もするが 親戚でもない中学生らしき子たちも俺の面倒見てくれた。とはいっても俺は当時ほとんど喋らん大人しくはあるものの不気味なガキだったみたいでな
代わるがわる絵本を読んでくれるというスタイルに落ち着いていた ガキの目から見てなんだか異様な風体の爺さんだった
どう見ても松本人志くらいの年齢にしか見えない。ガッチリした大柄な体、そんなに禿げてない。しっかり自分の足で歩く
ハキハキ喋る
最初この爺さんも俺の爺さんたちと同世代なのかと思ったが、どうも爺さん婆さん世代のその爺さんの敬いかたが違うのはわかってた
んで本当に94才だったらしい 爺さんが一番の特徴的だったのは白目だった
白目がなんか鈍く光って見えた
なんか白目全体を半透明な薄膜が覆っててさ、光を軽く乱反射してるみたいな そんで爺さんは絵本を持たず
子守役としてある話を俺に語り始めた 爺さん曰く
爺さんは戦争体験者だが無事帰ってこれたタイプ
とにかく子供の頃から少しまえまでろくなもん食わないで生きてきたらしい 戦後直後なんてほとんど玄米しか食ってなかったそうな
おかずはたまに川で鮒をつって煮込んで食べたり祝い事とかいただきもので何か食べることはあったけど
本当に爺さんの人生は玄米だけって日が多かったと でも爺さんというか爺さんの家では
玄米を炊いて食わなかったらしい 玄米を蒸してから、ある方法で発酵させて食ってたと
90年以上もだ その話が出たところで
その玄米をある方法で発酵させた団子を食わせてやると爺さんは言い出した
周りにいた中学生らしき子たちはみんないらないと言ってた
そんでオヤツタイムになり、三回忌?の余りものとその得体のしれない玄米団子をご馳走してもらうことになった ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています