みさえ「こら~!!!しんのすけぇ!」
聞き慣れたみさえの声
今日もしんのすけはドタバタと家を走り回っている。

みさえはシロにドッグフードをやり、すぐに洗濯をしていた。

みさえは時間を見てしんのすけに言う
みさえは「しんちゃあーーん!!シロの散歩に連れて行ってあげてえ!!」

しんのすけ「えぇー?今日はシロも行きたくないっていってるよおー?」

みさえ「そう言って何回シロの散歩が出来てないと思ってるのよ!シロが可哀想よ!」

しんのすけ「もおぉ...しかたないなぁ!」

さすがに面倒くさがり屋のしんのすけでもシロが可哀想と思ったのだろう。すぐに外に出てくれた。

さ、これで安心して洗――

しんのすけ「か、かあちゃん!!!!」

みさえ「んー?なにー?」
しんのすけの方を振り返らずに洗濯をしていた。
どうせなにかしょうもない話をするのだろう。そう思っていた。

しんのすけ「シロが!!!!」
みさえ「んー?」

みさえが振り返ると、そこには

だらぁーと横になって、辛そうに荒く息をしているシロがいた。