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信じられない!うちのひいおじいちゃんがオウム真理教の麻原彰晃のことを…
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2023/09/03(日) 06:39:58.193ID:3HhNfQsg0
大変申し訳ありませんが、この文章はかなりの長文になります。
どうかご理解いただける方のみ、お付き合い頂けます様お願い申し上げます。

なお、はじめにお断りしておきますが、
私はオウム真理教(現アレフ)の信者でも、
オウム真理教にシンパシーを感じた者でもありません。
たぶんみなさんと同じような意見
「麻原彰晃は欲にまみれた人間であり、オウム真理教は悪の新興宗教団体」
の持ち主だと思います。

しかし、これからお話することは実際に家であったことで、
いまだに、完全には、信じられない
…というか、30年近くも前の不思議な出来事です。

この事は私の友人だけにはなんとなく話していました。
その友人が、
「オウム関連の事なら今も、
5ちゃんねる等で論議されているよ。
君が体験したことをネット上にあげてみようか。」
と言ってくれたので友人の助言をかりて
この事を話してみようと思い、文章にしました。
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2023/09/03(日) 06:40:36.102ID:3HhNfQsg0
私は佐伯と申します。(フルネームはごめんなさい)

15年程前から仕事で都内に出てきております。
さて、実家の父の祖父(つまりひいお爺ちゃん)は
一般の私達から見ると実に変わった人でした。

私も詳しくはわかりませんが、
ひい爺ちゃんは"中国仙道密教"というものをやっていて、
私が小さい時にたまに「おもしろいものを見せてあげる」といって、
ひい爺ちゃんの言うところの"気の力"を使って(気功?)
家の窓にかけてある長いカーテンを浮かせて、
幼い頃、わたしを驚かせ喜ばせてくれました。

数十年たった今では、
実家物置の窓に適当にかかっているその古カーテンですが、
しっかりとした厚手の物で、かつ長く重いため、
静電気等の仕掛けで浮くようなシロモノではありません。
それをほぼ床と水平になるまで(60度~70度くらい)
浮かせ持ち上げてしまうのです。

そして、不思議なことに、
ひい爺ちゃんの言うことは必ず現実のものとなりました。
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2023/09/03(日) 06:40:58.615ID:3HhNfQsg0
たとえば、日本にバブル経済が襲ったときも、
ひい爺ちゃんはそれが崩壊する7~8ヶ月くらい前から
「もうすぐこの国のお金は、
一度吹き上がったナベの泡のごとく消えてゆくことになる。」
(その後のバブル崩壊、つまり"泡"という表現まで当たってた事には私もたまげました)

日航機の墜落の3ヶ月位前にも、
「大きな飛行機が落ちて、大事になるゾ。
それも一度ではない。」
(つづいてその後、中華航空機墜落などの大惨事があったのでビックリしました)

昔の神戸の地震の時も、その前の年から、
「国の西方で大地が揺れ落ちて多くの人に悲しみが襲いかかる。
今は旅に出るな。」
と言っていたり、

一時期の米不足のときもその前年から、
「国が冷え、米が無くなる。
出来れば1年分位を買いだめしておきなさい。」
と家族や親戚の者に言っていたり、
猛暑での水不足など…。

小さなことから大きなことまでいくつもあります。

しかも、ひい爺ちゃんはほとんど睡眠らしい睡眠なし
(1日平均すると4時間程の睡眠)
で生活しており、寝るときも横にならず、座椅子
(お年寄りがよく使っている、背もたれのある椅子)
で、動かず目を閉じているだけでした。

食事も一日に野菜を中心として少量しかとりませんでした。
このような力はさることながら、
100歳以上にもなるのにボケの症状も全くなく、
言葉も聞き取れるほどシッカリしており、
杖なしで歩けるのには家族共々いつも驚かされました。

さて、それらは前おきとしてこれから、
昔に家のひい爺ちゃんから聞いた話をします。

ただし、いまだに私も半信半疑です…。
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2023/09/03(日) 06:41:17.109ID:3HhNfQsg0
私は宗教についてはさほど興味がなく、詳しく知りませんが、
ひい爺ちゃんの話しによると昔、
戦前に大本(おおもと)教という宗教団体があり、その教祖に
『出口王仁三郎(でぐちおにさぶろう)』という人物が居たそうです。

話しによるとその出口王仁三郎という方と、
家のひい爺ちゃんは交友関係にあったみたいです。
(ひい爺ちゃんはそこの信者ではなかったそうですが、出口王仁三郎と肩を並べて撮っているモノクロ写真が昔実家にありました)

当時、その大本教は、
世界を裏から支配する組織の存在や、
世界大戦が起きる事などを予言・発表してしまったため
国家から大変激しい弾圧を受け崩壊、
教祖たちは投獄へと追い込まれてしまったそうです。

以下、出口王仁三郎の事を私に話してくれた
ひい爺ちゃんの断片的な言葉からつなぎ合わせて挙げると、

「出口は大変な力を持っている人物じゃった。
しかし、イシヤ
(どうやら世界を支配する大組織?を指している言葉のようです)
の力は並大抵のものではない。
普通の人間が何千何万と、
かかっていっても勝てるような相手ではない。

…しかし、出口はわしだけにはこう言っておった。

『わし(出口王仁三郎)は
多くの民のため世直しをしようと思ったが、
完全な成功にはいたらないようである。
しかし、そう遠くないうちに
わしの意志を実現させてくれる人物が現れるであろう。
そのお方は世直しだけでなく、
悪に染められた多くの人々の心を正せる偉大なる人物じゃ。
わし(出口王仁三郎)は
そのお方にお会いできるまで生きてはおれぬだろうが、
お前(家のひい爺さんのこと)は
そのお方を目にする事になるはずじゃ。』

と……。」

私は、到底この話しを聞いていたとき、
まさかこの先にあげるような出来事になるなどと
想像すらできなかったし、しなかった。
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2023/09/03(日) 06:41:33.029ID:3HhNfQsg0
オウム真理教によるサリン事件が起きて
1995年に麻原が逮捕され、しばらくたったある夜。

「テレビを見たい」と言って、
(ひい爺ちゃんは何故か今までテレビや新聞や雑誌等、全くといっていいほど見なかったのだが…)
夕食後、私のいる部屋にひい爺ちゃんが来た。

以下、その時の会話を思い出して出来る限り再現してみます―――。
(ちなみに祖父の事を小ちゃい爺ちゃん、ひい爺ちゃんの事を大っきい爺ちゃんと家族では呼んでいます)



「今、面白い番組はやってないよ。
どこもオウム真理教のニュースばかりやってるけど、いいの?」

曾爺
「・・・・・・・。」

しばらくオウム特集のニュースを見ていて……


「まだやってる。早く麻原も白状すりゃいいのに。
幹部たちはもう白状しだしたのに
いつまで黙っているつもりなのかね…信者も信者だ。
ったく、でもほんとに、被害者はかわいそうだよね…
大っきい爺ちゃん。」

曾爺
「……この人物じゃ。」


「え、何が?」

曾爺
「…この人物が出口が言っておった人物じゃ!」


「???えっ?この人って…。
この麻原のこと?
…これが前に話してくれた
出口さんの意志をつぐような偉大な人のこと?」

曾爺
「そうじゃ!この人物に間違いない!」


「?!?!?!?!?!?!?」
(この時ばかりはさすがに私も、ひい爺ちゃんもついにボケが始まったのか、あるいは頭がおかしくなってしまったのかと真剣に思ってしまった)
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2023/09/03(日) 06:42:01.305ID:3HhNfQsg0

「だって!大っきい爺ちゃん。
こいつはサリン事件や殺人事件や
国家転覆までしようとした
テロ集団のヤバイ教祖なんだよ!シッカリしてよ!
爺ちゃんはずっと新聞もニュースも
見てなかったから知らないんだよ。
出口さんの言ってた人物は他の人だよ。
こいつじゃないって!」
(と、当時の私はかなり息巻いていました)

曾爺
「(目を閉じて)…このお方に間違いない。
お前にはわからなくて当然じゃ…。
出口もどんなお方か、見たかったに違いない…。」

と言い残して自分の部屋に戻ってしまった。

私は、そのニュースの続きを終始隅々まで見て、
どこにひい爺ちゃんが言ったようなことが
感じられるのか探そうとしたが、
全くもって理解に苦しむ…、
どころかさっぱりわからなかった。

それからひい爺ちゃんの部屋へ行き…



「大っきい爺ちゃん。
さっきの話し、どうして?どういう事か聞かせてよ。」

曾爺
「……あのお方(麻原のこと)には、
敵、味方の区別すらない。
普通の人間には、あの人物の内なる真の姿(?)は見えないだろう。
ただ心をカラにしてのみ、その光(?)が見れるようになる。
…出口もかなりの人物じゃったが、
あのお方とは比較にならない。
ただ、あのお方のみに確信を持ち、ついていけばよいであろう。」


「ついて行くって!
こんな事件を起こした人に誰がついて行くの!
洗脳された信者はともかくとしても、
誰もあんな奴についてなんか行くわけないよ!
…みんなはほかの宗教や教祖の方がまだマシだって言ってるよ。
じゃああのサリン事件やリンチ殺人の事実は何なの、
元信者や幹部達の証言は何なの?
新聞やニュースで言われている事はウソだというの?」
(と、老人相手に私はまたも息巻いてしまった)
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2023/09/03(日) 06:42:21.514ID:3HhNfQsg0
曾爺
「今の世…。
真とよばれるものは偽であり、偽とよばれるものは真である。
すべては悪の巨大なからくりじゃ、それ以外に真実はない……。
どのような学者や知識ある者が動こうとも、
イシヤがこしらえた囲いから抜け出すことは難しい。
イシヤのからくりを理解することは不可能に近いじゃろう。
少なくとも、今は…。
それを真に理解しえている者も、そして
立ち向かおうとする意志がある者も、
あのお方以外には存在しないだろう。」


「…?、じゃあ私たちは、
これからどうすればいいの?どうなるの?」

曾爺
「何十年後かに多くのものたちが、
真に気づかされるような大変動がこの世に起きるだろう。
それがあのお方と、あのお方が育てた誠の者達(?)を
指し示すことになるだろう。
その時に…、あのお方らは、
必ずや大きな力を見せてくれるに違いない。
しかし、それまでには多くの惑わしと苦しみが現れよう。
お前も騙されてしまわぬよう十分に気をつけていなさい。」


「???…」
(このあたりで、もうすでに私は何を信じていいかわからず、ぼう然としていたように思う)

曾爺
「わしは、もうすぐ行かねばならないだろう。
出口の言っておったあのお方をこの目で見れただけでも、
この長きを生きてきた甲斐があったというものじゃ…。」


「行くって?……」

それから2日後に、ひい爺ちゃんは亡くなってしまった。
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2023/09/03(日) 06:42:53.386ID:3HhNfQsg0
不思議な事に、
亡くなる時もひい爺ちゃんはいつもの座椅子にかけたまま、
静かに眠るようにして呼吸が止まっていたのです。

当時の実家にはひい爺ちゃんが
生涯大切にするようにといって持っていた、
『日月ノ神ノ神示』
(もしかしたら「神示」の部分は「啓示」だったかも…)
と書かれた桐箱に入った昔の書物らしきものがあり、
内容は昔の言葉で表現されているので
私にはよくわかりませんでしたが、
これは人類救済についての全てが記された、
神の書である。とひい爺ちゃんは言っていました。
(本当に残念なのですが、私が独立してから実家で保存していたその本は現在、所在不明です)

私は今までのひい爺ちゃんをよく知ってるので、
言っている事がウソとも思えず、
なにか不思議なような…。
どうなっているのだろうという感じです。

みなさんも信じてはくれないでしょうが
(話している本人が完全には信じられないのだから)、
ひい爺ちゃんと私のあいだの昔の出来事です。


これで最後です。
ここまでお付き合いして下さった皆様に感謝申し上げます。
ありがとうございました。
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