0001以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
2023/09/02(土) 09:16:28.998ID:D3nuJBUS0ゆき：うん、私もすごく好き。岡部さんと紅莉栖さんがかっこよくて、まゆりちゃんがかわいくて、ダルさんとるかちゃんがおもしろくて。
あやか：そうそう。でもね、ちょっとわからないことがあるんだ。電話レンジ（仮）っていうのは、どうやって過去にメールを送るの？
ゆき：えーと、私もよくわからないけど、紅莉栖さんが言ってたように、電話レンジ（仮）は電子レンジの中にあるバナナを消して、別の場所に出すことができるんだって。それで、そのバナナにメールを書いた携帯電話を入れると、携帯電話も一緒に消えて過去に送られるんだって。
あやか：へえー、すごいね。でもね、それだと過去に送ったメールはどこに届くの？過去の自分の携帯電話？
ゆき：そうだと思う。でもね、それだけじゃないんだ。過去に送ったメールは、過去の自分が読んで行動を変えることで、現在の世界も変わってしまうんだって。
あやか：えー、それってどういうこと？
ゆき：例えばね、私が昨日のテストで0点だったとしてね。それで私が今日、昨日の自分に答えを教えるメールを送ったらどうなると思う？
あやか：うーん、昨日の自分はテストで100点を取れるようになる？
ゆき：そうそう。でもね、それだけじゃないんだ。昨日の自分がテストで100点を取ったら、今日の先生やクラスメートは私のことをどう思うかな？
あやか：えーと、すごく頭がいい子だと思う？
ゆき：そうだよ。でもね、それだけじゃないんだ。今日の私は昨日の自分がテストで100点を取ったことを知らないから、自分が頭がいい子だと思わないかもしれない。それにね、昨日のテストで0点だった子は誰かに変わってしまうかもしれない。
あやか：えー、それって怖いね。
ゆき：そうなんだ。それでね、岡部さんは過去に送ったメールで世界が変わっても自分の記憶は変わらない特別な能力があるんだって。それでね、岡部さんは世界線っていうのを移動することができるんだって。
あやか：世界線って何？
ゆき：世界線っていうのはね、過去に起こった出来事によって分岐した別の世界のことだよ。例えばね、私たちが今いる世界はA世界線っていうとするね。それでね、昨日のテストで0点だった私が過去にメールを送って100点にしたら、B世界線に移動するんだって。それでね、A世界線とB世界線では、私たちの周りの人や物や出来事が違うんだって。
あやか：へえー、それって面白いね。でもね、どうして岡部さんは世界線を移動できるの？
ゆき：それはね、紅莉栖さんが言ってたように、岡部さんはリーディング・シュタイナーっていう特別な能力があるからだよ。リーディング・シュタイナーっていうのはね、世界線が変わっても自分の記憶を保持できる能力のことだよ。それでね、岡部さんは自分がどの世界線にいるかを感じることができるんだって。
あやか：すごいね。でもね、岡部さんはどうして世界線を移動するの？
ゆき：それはね、岡部さんは大切な仲間たちを救うためだよ。実はね、岡部さんが最初に過去に送ったメールで、紅莉栖さんが死なないようにしたんだけど、それが原因で別の仲間が死んじゃうんだ。それでね、岡部さんはその仲間を救うために、過去に送ったメールを全部キャンセルして元の世界線に戻ろうとするんだけど、それも大変なんだ。
あやか：えー、それって悲しいね。でもね、岡部さんは最後にみんなを救えるの？
ゆき：うん、救えるよ。でもね、そのためにはすごく難しいことをしなきゃいけないんだ。それはね、紅莉栖さんが死んだことに見せかけて生きていることを証明することなんだ。
あやか：えー、それってどうやるの？
ゆき：それはね、紅莉栖さんが作ったタイムマシンを使って過去に行って紅莉栖さんを助けてから現在に戻ることなんだ。でもね、それだけじゃなくて、過去の岡部さんが紅莉栖さんが死んだと思わせることもしなきゃいけないんだ。
あやか：えー、それってどういうこと？
ゆき：それはね、過去の岡部さんが紅莉栖さんを助ける前にラジ館に行って紅莉栖さんが死んでいるところを見てしまったからなんだ。それでね、その記憶が岡部さんのリーディング・シュタイナーの引き金になっているからなんだ。だからね、過去の岡部さんが紅莉栖さんが死んだと思わせることでリーディング・シュタイナーを発動させて現在の岡部さんに記憶を渡すことができるんだ。
あやか：へえー、すごく難しそうだね。
