鬼舞辻無惨
=鬼滅の刃の主人公

平安時代に鬼となった
人間時代に親戚だった一族から一方的に恨みを持たれ、そいつの組織した鬼狩り集団に1000年以上命を狙われ続けている

無惨は非常に高い戦闘能力を持つが、平和主義者であり、人間社会にとけこんでいる
一方、鬼狩り集団は、帯刀が禁止された近代以降も無許可で刀を用いて鬼を狩る、ならずもの集団
鬼狩りのトップは、みなし子となった少年少女を洗脳して違法行為をさせ、妻子を巻き込んで自爆テロをする天人ともに許さざる極悪人

無惨は、病弱で死と隣り合わせであったつらい過去をもつ
その境遇から、生命や貴重なものが失われる変化を嫌う
という多くの読者の共感する価値観をもつ

そんな無惨が、1000年以上にわたる鬼狩りとの死闘を経て、自らの命を投げ出しても、思いを託したいと思えるような相手と出会う
そして、鬼狩りは無くなり、無惨の思いを継いだ血統は現代まで続いている