福島第一原子力発電所の事故後、建屋内で発生する放射性物質を多く含む水が「汚染水」と呼ばれています。
汚染水は、原子炉を冷やすために注入した水や、破損した建屋から入る雨水、山側から海側に流れている地下水が、原子炉建屋等に流れ込み、溶融した燃料に直接触れたり、原子炉建屋内等に溜まっている放射性物質を含む水と混ざることなどで発生します。
汚染水は、セシウムやストロンチウム、トリチウムなど様々な放射性物質を含んでいます。
汚染水を浄化処理し、放射性物質をほぼ取り除いた水を「処理水」と呼びます。