〜前回のあらすじ〜
踏切の遮断機を利用して真剣白刃取りの練習に余念が無かったるるさん。
しかし車掌さんにこっぴどく叱られて泣きながら帰って来たのだった。

クルリ「人に向けて刃物を振り下ろすのはさすがの私でも多少の躊躇いがありますが……」

るるさん「るるさんは真剣を素手で止められるくらい強くなりたい」

クルリ「というかるるさんは盾を持ってるんだからそれで防げば良いんじゃないですか?」

るるさん「盾チクは嫌われるから」

クルリ「盾チク……?」

るるさん「フェンシングは紳士のスポーツ」

クルリ「その剣ってフェンシング用だったんですね……(ん? 練習に付き合うフリをしてるるさんを惨殺すればクルリがvipで一番の人気コテの座に返り咲けるのでは……?)」

るるさん「真剣を白刃取りにしたい」

クルリ「全くるるさんはしょうがないですね。クルリが練習に付き合って差し上げましょう」

るるさん「ほんと。じゃあいくよ」剣を大上段に振りかぶる

クルリ「えっ。ちょっと待ってください。私が受ける側なんですか?」自分が斬られたことにすら気付いていない

るるさん「またつまらぬものを斬ってしまった」

クルリ「!? 身体が……! 身体がズレるっ……!」両手で頭を挟み込んでなんとか耐え凌ぐ

その後しばらくはみんなに「コアを破壊されたフレイザードだ」と言われて馬鹿にされました。
さて次回、クルリの大冒険「ザメハだけでこの激務を乗り切るのは無理なのでせめてホイミくらいかけてください」に続く。来週もまた見てくださいね。