違法な時間外労働を従業員にさせたとして神戸東労基署がラーメンチェーン店の「もっこすフーズ」と社長を書類送検しました。

 労働基準法違反の疑いで書類送検されたのは「神戸の中華そばもっこす」を運営する「もっこすフーズ株式会社」と40代の男性社長です。

 神戸東労働基準監督署によりますと「もっこすフーズ」と男性は去年5月~10月にかけて、神戸市灘区の店舗の従業員3人に対し労使協定の上限を超える時間外労働をさせた疑いがもたれています。

 労基署は「もっこすフーズ」と男性社長の認否を明らかにしていません。

 労基署によりますと時間外労働に換算すると「過労死ライン」とされる100時間を超えていて、1か月の総労働時間が284時間だった従業員もいたということです。