あーあー 雨のなかー 田んぼがー ほらー
視界無くしてー あめー なーがれてらー

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221021/k10013865131000.html
柳川さんは、こんな危険な状況の中、なぜ早朝に出かけていってしまったのか?
「きっと周郎が、“いでがかり”だったからだろう」と河内さんは話します。

“井手係(いでがかり)”は、地域の農家が担う、田んぼに流れ込む水量管理の責任者です。
その役職を、柳川さんが務めていました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221021/K10013865131_2210201443_1020175914_01_09.jpg

水量が少なくなればこの門を上げ、逆に多ければ門を下げる。
コメの生育に関わる重要な仕事で、まめな管理が必要になるといいます。
あの日、柳川さんは、この水門や水路の様子を見に行くために外出し、
誤って川に転落したとみられています。

「田んぼを見に行く気持ちは理屈じゃない」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221021/K10013865131_2210201441_1020175914_01_10.jpg