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わいせつ目的で20代の女性を宿泊施設に連れ込んだとして起訴された男(42)が、この女性にテキーラを32杯飲ませて死なせた疑いがあることが名古屋地検の調べでわかった。

 同地検は9日付で準強制性交等致死とわいせつ目的略取の罪に訴因を変更するよう名古屋地裁に請求した。

 地検によると、男は板谷博希被告。被告は5月7日、名古屋市中区の飲食店で被害女性にアルコール度数40度のテキーラをショットグラスで32杯飲ませて泥酔させた。その上で、心神喪失の状態になった女性をタクシーに押し込み、同区の宿泊施設に連れ込んで性交などをしようとしたが、女性が重篤な状態だったために断念したとされる。

 女性はこの施設で意識がないまま放置された状態で見つかり病院に搬送された。6月21日に急性アルコール中毒に起因する低酸素脳症で亡くなった。地検はテキーラを多量に飲酒させたことと死亡との因果関係があると判断し、訴因変更を請求した。