母「野菜を送りますね。慣れない都会で大変だと思いますが、頑張ってね!」←結果www
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若くしてがんになり、親に連絡せず闘病
辺り一面には、まるで小豆を散らかしたかのように大量のサナギが落ちている。これが羽化してハエになる。最初のハエは換気扇などのわずかなすき間から、そのにおいをかぎつけて室内に入り込む。そして遺体の眼球などに卵を産みつけ、幼虫(ウジ)→サナギ→成虫というサイクルで増加していく。隣人からの異臭がするとの通報を受けて、警察が駆け付けたときにはすでに亡くなってから2週間が経過していた。
https://i.imgur.com/Jk3WaAe.jpg
https://toyokeizai.net/articles/-/245703?page=2 男性が亡くなったベッドの横のこたつの上には、パステルカラーの便箋が何枚もゴムで丁寧に束ねられていて、こう書かれてあった。
「野菜を送りますね。慣れない都会で大変だと思いますが、頑張ってね!」
それは故郷に住む母からの手紙であった。優しく穏やかな筆跡が残る色とりどりの便箋の隣には、大量の抗がん剤が無造作に置かれていた。キッチンの横の段ボール箱には、母が手紙とともに送ったであろうタマネギやニンジンやサツマイモが、水分を失ってクタクタにしなびている。 男性は地元の九州の高校を卒業後、上京して都内の大学に進学した。卒業した後は、都内の社労士事務所に事務職として勤めていたらしい。ある日体調が悪くなり、病院に行くと若年性がんだと診断された。その後は休職し、このアパートで闘病生活を送っていたそうだ。実家の両親に心配をかけるのは申し訳ないと感じていたのだろう。男性は病気のことは伝えずに、たった独りでがんと闘うことを選んだようだ。九州に住む母はそんな息子の窮状をまったく知らないまま、毎月野菜と手紙を送り続けていた。
男性の住んでいたアパートの1Kの部屋は、小ぎれいに整頓されており、青色のスノーボードのブーツや少年マンガ誌、最新のゲーム機などが所狭しと並んでいた。アクティブな性格で、花の独身生活を謳歌していたようだ。しかしがんの悪化とともに身動きが取れなくなったのだろう。前述の孤独死現状レポートによると、孤独死の死亡原因は6割が病死だ。この男性のように異臭によって発見されることも多い。 流石に口の悪いVIPPERでも、死者をバカにするような奴はいないんだな 孤独死の4割は病気以外で死んでんのかよそっちのが怖えよ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています