車椅子の乗客を介助しなかったとして、神戸市は10日、市バスの男性運転士(57)を減給(平均賃金1日分の半額)の懲戒処分とした。

市交通局によると、男性運転士は5月12日午後5時ごろ、神戸市中央区の三宮センター街東口のバス停で、車椅子を利用する乗客が乗車する際にスロープ板を出したが、
車椅子を押すなどの介助を怠った。さらに、車椅子が動かないよう車内で固定せず、スロープ板を適切に格納しないまま出発した。
匿名の情報提供で発覚した。ドライブレコーダーを調べたところ、扉が閉まりきっていなかったり、シートベルトを装着しないままだったりしたにもかかわらず、バスを発車させていたことも判明した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4e791e82b0669933fbdebbedd65fc1eb94aca75a