牟岐町中心部や沖合の牟岐大島で、豊漁や子孫繁栄を祈願する奇祭「姫神祭」が4年ぶりにあり、町内外から参加した家族連れらが海上パレードや打ち上げ花火などを楽しんだ。

 同町川長の八幡神社で神事が執り行われた後、住民有志が「わっしょい、わっしょい」と叫びながら男性器をかたどったご神体(高さ3メートル、直径1・5メートル)を引いて町内約3キロを練り歩いた。

 注目の海上パレードには、ご神体を載せた漁船と観光客ら約80人が乗った漁船12隻が大漁旗をなびかせ大島へ向かって出発。到着後、入り江にある男性器をほうふつとさせる巨大な岩(高さ約6メートル)に白装束姿の男性7人がよじ登ってしめ縄を掛け、勢いよく海へと飛び降りた。

https://www.topics.or.jp/articles/-/932996
https://i.imgur.com/5ukZCXE.jpeg