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2023/07/30(日) 00:42:52.642ID:98buTeQd0- 2位：趙
- 3位：楚
- 4位：魏
- 5位：韓
- 6位：斉
- 7位：燕
秦は、兵力、兵糧、兵器、軍事制度などあらゆる面で他国を圧倒し、最終的には天下統一を成し遂げました。秦の兵士は貧しさから抜け出すために戦い、厳しい訓練と法律によって鍛えられました。秦の将軍たちは、王翦や王賁などの優秀な人材が多く、戦略や戦術にも長けていました。
趙は、北方の遊牧民族から胡服騎射という騎馬兵の戦法を取り入れ、秦の戦車に対抗できる軍事力を持っていました。趙は平原君や藺相如などの名臣や廉頗や李牧などの名将を多く輩出し、秦の侵攻に対して外交や戦略で対抗しました。趙は文化的にも高い水準を保ち、公孫竜や鄒衍などの学者や思想家が集まりました。
楚は、領土が広く、兵力も豊富でした。楚は騎馬と戦車を多く保有し、秦と互角に渡り合うことができました。楚は文化的にも優れており、屈原や宋玉などの詩人や文人が活躍しました。
魏は、領土が狭く、常備軍を組織して重武装の歩兵を好待遇で職業軍人として雇用していたようです。魏は兵士の選抜試験が厳しく兵士個人では七国でもっとも精強な兵を持っていたようです。魏は法家や墨家などの思想家や学者も多く輩出しました。
韓は、兵力の少なさを補うために、弓や機械式の弓である弩を発展させました。韓の弓や弩は全て韓で製造され、360m離れた敵兵を狙い命中させられ、至近距離なら矢が胴体を貫通するというから凄まじいです。韓の兵士の装備する剣や戟はすべて冥山という場所で製造された鉄剣で敵軍の鎧を簡単に斬り裂く事が出来ます。
斉は、兵力数十万で進軍は矢のような速度、戦えば雷のような強さと形容されています。斉では常備軍が少数で戦争があると民間から徴兵して間に合わせていたと見られます。斉の王都である臨淄は繁栄しインフラ整備も進んでいたとの事で、庶民の暮らし向きも他国に比べてよく、兵士が必死に戦うモチベは育たなかったようです。
燕は、兵力、戦車、軍馬の数は秦、楚、趙の6割で韓や魏よりは少し強いというレベルで、軽量級の国という事になるでしょう。燕が生き残ったのは、秦との間に緩衝装置の趙があったからで、事実、趙が滅びるとわずか数年で燕も秦の攻撃を受けて滅んでいます。
