喜多ちゃん「あれ？あそこにおいてあるの、ひとりちゃんのジャージじゃないかしら？」
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スターリー
喜多ちゃん「普段着てるジャージなのに…、ああそっか、今日暑かったから脱いで練習してたからそのまま忘れちゃったのね」
喜多ちゃん「仕方ない…、持って帰って明日学校で会った時に渡してあげようかしら」
喜多ちゃん「（…）」
そのころ
ぼっち「（あぶなかった…）」
ぼっち「（なんか忘れてるとおもったら、ジャージをスターリーに
忘れたままだった、スターリー出てすぐに気がついてよかっ…）」ｶﾞﾁｬ
喜多ちゃん「すううう…」
ぼっち「え？」 喜多ちゃん「（このジャージ、ひとりちゃんの匂いがする…そりゃそうか、普段ずっと着てるものね）」
喜多ちゃん「（なんだろ…このジャージ抱きしめて匂い嗅いでると、ひとりちゃんの胸に抱き着いてる
みたいな、そういう）」
ぼっち「あ、あの…、き、喜多ちゃん…？」
喜多ちゃん「！！？？」 喜多ちゃん「ひ、ひとりちゃ…！？」
ぼっち「あ、あの…そ、その…それ、わたしのジャージ…えっと…わたし、あの…スターリーに忘れて」
喜多ちゃん「あ、ああ！う、うん、そうよね、わたし、ひとりちゃんが忘れたまま帰っちゃったと思って
明日、学校で渡してあげようかとおもってたところだったのっ！」
喜多ちゃん「け、けど、ひとりちゃんが思い出して取りに来てくれたから、よかったわ、は、はい、これ」
ぼっち「え、あ、は、はい…あ、ありがとうござ」
喜多ちゃん「じゃ、じゃあ、わたし、このあと用事あるから、先帰るわね、じゃ！！」
ぼっち「え、あ、あの、き、喜多ちゃ…」 帰り
喜多ちゃん「（うわあああああああ！！）」
喜多ちゃん「（みられた！みられた！見られちゃった！ひとりちゃんのジャージ抱きしめて匂い嗅いでるとこ！
よりにもよってひとりちゃんにみられたあ…///）」
喜多ちゃん「（ぜ、絶対変なやつだと思われたよね…、ど、どうしよ…あ、明日からひとりちゃんに
避けられたりしたら…わ、わたしもう…しんじゃう…！）」
……
ぼっち「（き、喜多ちゃん、なんでわたしのジャージ抱きしめて、に、匂い嗅いでたんだろ…！？）」
ぼっち「（ま、まさかわたし…普段傍にいて臭くて…、普段着てるジャージのせいかどうか、確かめられてた！？）」
ぼっち「（た、確かにいつもジャージ着て押し入れの中に居て…防虫剤の臭いするし…ど、どうしよう…、き、喜多ちゃん
にこのジャージ臭いとか思われてたら…わたしもう…しんじゃう…）」ｽﾝｽﾝ
ぼっち「（……あ、けど…、ジャージ…なんかちょっといい匂いになってる…、普段の喜多ちゃんのいい匂い…）」
ぼっち「（ってアホかわたしはあ！）」
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