「血、沸き。肉、踊る。 ──待ち侘びたぞ勇者」
紫電纏う魔力の奔流。
禍々しき威光に包まれし魔王は、
もはや絶望の概念そのものであった。
「宿敵よ、我が全霊を以て応えよう。
我の名は〇〇。
貴様を討ち滅ぼし、常世総てを灰燼と成す者なり」

神話の如き闘いが始まった。