とある宗教団体からやっと抜け出したけど質問ある?
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ところどころぼかす
まず、出会いは23の時。その時オレは営業職をやっていて、とある社長さん達の飲み会サークルみたいなところに顔を出すことになったんだ。
そこで、声をかけられたのがオレが抜け出した宗教団体の創始者。 まあ、表向きは宗教団体ではなくてボランティアをやっていた。
だが、そのボランティア活動をする上で、とある学問(学問と言っていたが、実際は宗教そのもの)の考え方が必須だということだった。
しかし、その時のオレは普通に社会貢献としてボランティアの手伝いをしようと思い、あるイベントの手伝いをすることになった。
まあ、もしかしたら営業につながる可能性もあるかもという下心もあったが 手伝いを始めてすぐに分かった。この団体はヤバイと。
皆一様に同じことを言い、創始者は神のように扱われていた。
オレが手伝うことになったのは動画の作成。
内容は人間は星と似ていて、星らしく生きればストレス無く生きれて幸せだとかなんとか。
正直反吐が出た 学問だとかなんとか言っているけど、実質は誕生日占いのようなもので、それよりも創始者の考え方(哲学?)が何よりも重視されていた。
創始者の周囲には20〜30人くらいの取り巻きがいて、芸能人や主婦、社長夫人、教師など、いろんな職種の人がいた。ただ、共通しているのはみんな女性ばかりということ。
オレがいた中でも、男性は4人くらいしか入会しなかった記憶がある 日常の気付きや、新しい科学の発見など、なんでもその宗教に結び付けられる。そして、創始者は「私はすでにそれを知っていた。本に書いてある」
と言って、正直何を言いたいのか分からない10万円もする本を勧めてくる。 このままではヤバイと思い、仕事が忙しいと言い訳をして、一度はフェードアウトをした。25の頃だった。
そこから再会したのは3年前。
その頃オレはプライベートで色々あり仕事を辞め、知り合いの店の手伝いをしていた。
そこに客として来たのが、創始者。
向こうもオレに気づき、内縁の旦那さんが亡くなったからお線香を上げに来てと言われた。
オレは人としての義理は通すべきと考え、その次の週、お線香を上げに行った そこからが、オレの地獄の入り口だった。
初めは、その宗教(学問と言い張っていたが…)でお金を生むために知恵を貸してほしいという依頼から始まった。
そこから段々と洗脳が始まった。
創始者はとにかく人としてのエネルギーが強い。自分の周りにもたまにいないか?言葉にすごく力を持っている人。
まさにあれ。私が絶対正義。私が全能。それをすごく力のある言葉でとうとうと長い時間、説く。 段々とオレは、もしかしたらこれは素晴らしい考え方なんじゃなかろうかと思うようになった。
何より、こんなに人に慕われて、教えを求めてくるということは、実際にこの人は正しくてすごいのじゃないか、と。
実際に人脈はすごく、芸能界や新聞社、政界にまでツテがあり、一回の占いで100万くらい取っていたらしい。 段々と洗脳が進んだオレは、その宗教を学ぶことになった。
正直、内容にはあまり興味は無かった。それよりも、オレは創始者に特別扱いされていることに気分を良くし、そのために学んでいた。
オレの提案した内容にも理解を示してくれていて、実際に提案した内容の活動をしてくれる。
オレは特別。それが本当に気分が良かった。 そんな時、オレに大きなトラブルが起きた。詳しくは話せないが、普通に生きてたらほとんど起きることのないレベルのトラブル。
そこから救ってくれたのも創始者だった。
それから、オレは創始者の物のように扱われるようになった ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています