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2023/07/13(木) 00:46:10.541ID:jGAAS/Ss0「それは地方出身者です。生まれ育ちが田舎でありながら、自分の実力で中央に引っ越し、東京圏で暮らし続けているという歪んだ慢心の肥大化が、田舎叩きという形で発露されるのです」(田舎者評論家)
ではどこの出身者にその傾向があるのか。東京に多いのは、北関東・南東北・甲信越出身者だ。最寄りの最大都市が東京で比較的短距離なので軽々と上京してしまう。共通性は寒い地域だということもある。
「極端な話、沖縄は貧困率が高いですが、沖縄のような南国では浮浪者でも何とか生きていけます。しかし寒い県では冬を越せず凍死するのです。生き死にに直結するレベルの寒村の歴史を持つ田舎の出身者は、地元の何もなさをトラウマのように自覚して地元に卑屈になりがちです」(寒冷地ウォッチャー)
温暖な地域ほど作物が育てやすく「ゆとり」があるので文化が華やぐ。しかし自分の地元は生きるのに必死な土地柄で、文化的多様性や余裕がない。それらは「豊かな都会」に行くほど感じるものだが、暖かい地域にいけば田舎にもそれは存在する・・・
「それが過剰な田舎叩きにつながるのです。たとえば山形出身者が山形や同じレベルの寒冷地を嫌うのは自分の地元の何もなさの投影ですが、沖縄を叩くのだとすれば都会じゃないのに「それ」を持っていることへのルサンチマンの発露です。自分はもう東京人に慣れたんだぞ、東京さまにはかなわないんだぞという上から目線で倍返しするのです」(前出の寒冷地ウォッチャー)
また、地方に期待されるような風情とか郷土性、歴史的深さが北関東や信越・南東北には薄い傾向がある。これは京に都があって西国ほど歴史が厚みがあるから仕方ないことであるが、東京から遠くに行くほど北国だろうと別世界になるのもまた事実。北海道の絶大な人気はその象徴だ。しかし、これらの地方の場合ただの田舎である以外には何もない。昔は寒村だった場所がいまはチェーン店街道になっただけで、ほんとうに「無」の世界だ。ちなみに群馬や福島など寒村のくせに夏場は東京都心や沖縄以上に猛烈に蒸し暑い場所も多い。この気候的な矛盾も余計にコンプレックスになるわけである。
「とまれ田舎に期待されるような風情、絶景、歴史文化というものがないのです。飛騨高山や倉敷みたいな街がこれらの地方に1つでもあるでしょうか。だから、出身地のレベルの低さを嘆いて、そうした郷土性をハッキリと持っていて、なおかつ世界中から訪問者がやって来るような田舎を見ると、我慢できずバカにして叩きたがるのが、「半端な北からやってきた」上京こじらせ田舎ヘイターの正体なのです」(お上りさん研究家)
テレビで必死に覚えた流ちょうな「標準語」で田舎叩きをしているお上りさんを見れば、「お里が知れる」のだ。