2019年はユーチューバーが小学生男子の「将来つきたい職業ランキング」(学研調べ)で初めて1位になった年でもあります。

その一方で、ユーチューバーの間で流行していた「おにぎりの早食い」に挑戦し、窒息死する姿をライブ配信する女性が出るなど、ネガティブな話題も出た年でした。

儲かるかどうかは別として、ユーチューバーはスマホさえあれば誰でもなれるハードルの低い職業なので、芸能人から一般人、大人から子供までこぞってユーチューバーになっている昨今だったりします。

その一人として有名なのが、「少年革命家」を名乗る少年、ゆたぼんさんです。小学校に通わず、中学生になったゆたぼんさんは、自身のYouTubeチャンネルを心理カウンセラーを自称する父親と運営しています。

2019年当時には「『不登校は不幸じゃない』10歳ユーチューバーは幸せか?」というネットニュースも話題になりました。

連載当時も「親が悪い」と書いていましたが、やはり今でも、ゆたぼんさんが稼いだお金で親が暮らしているような気がしてなりません。まるで親のロボットのように、一家の大黒柱として頑張っている感じがしてしまうのです。これが江戸時代の話なら美談になったのかもしれませんが、現代でそれはどうなのだろうと……。

もし本当に大黒柱なら、ゆたぼんさんは家族を養うためにユーチューバーを続けるしかない。いろいろな情報を見ている限り、ゆたぼんさんは、それなりに学校へ行っているらしく、給食を食べたり、学校に行きたいのかもしれないと思えてくるのです。

でも、親と世間的なキャラの手前、それを公言できない。一部報道によれば、ゆたぼんさん一家が住むエリアを管轄する沖縄県コザ児童相談所にも多数の相談が寄せられているようです。

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