「教養」になる文学を発表します
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シェイクスピアってあれだけ多くの作品をよく書けたよな あとは趣味。それか研究者が読めばいい
「教養」とやらを身につけたいなら
・岩波文庫の「イリアス」「オデュッセイア」4冊
・シェイクスピアの有名な作品。めんどくさいなら「リチャード三世」「ハムレット」「マクベス」だけでも
・ちくま文庫の「ギリシア悲劇」4冊
だけ読めばいい シェイクスピアはソネットも読めよな
あいつ絶対ホモだわってなるから モムゼンやギボンのローマ史の方がヨーロッパ的には教養になるな
あと聖書? >>11
和歌はおもしろいが、漢詩はつまらん。政治批判と人生論が多すぎ。文学として程度が低い
難しい言葉をたくさん覚えたいならおすすめだが
漢詩を勉強したいなら、中国文学専攻でなければ、
岩波の新版中国名詩選3冊
→気に入った詩人の詩集
→唐詩選(「唐詩三百首」というのもあるが、唐詩選のほうが文学的に優れている)
と進むのがいい
「文選」は、儀礼的な詩や、洗練されてない楽府などが大半で、ものすごくつまらない。もし読むなら、まずは遊覧、行旅、雜詩の章から読むか、曹植、陶淵明、謝霊運、謝朓などの詩人だけ読むのがおすすめ
漢詩で、今日本人が読んで面白いのは、謝朓と李商隠。ただ、李商隠は典故が多すぎて素人が解説なしで読むのは無理。高橋和巳全集に李商隠詩集がある。本は絶版だが、Kindleで安く買える
和歌を勉強したいなら、初心者がまず読むべきは、斎藤茂吉の「万葉秀歌」(岩波新書)と、萩原朔太郎の「恋愛名歌集」(岩波文庫)
その後、気に入った時代や歌人の歌を読むのがいい
和歌は、万葉集と新古今集が完成度が高い。自分が万葉派か、新古今派か分かると、次に読む本も選びやすいと思う
新古今派なら、「後鳥羽院御集」「後鳥羽院遠島百首」「正治二年初度百首」「秋篠月清集」「山家集」などこの時代の歌人の歌を集めた本がある。西行は岩波から、俊成は笠間書院から全歌集が出ている
万葉派なら、実朝の「金槐和歌集」を読むといい
「古今集」は地雷なので注意。八代集の最初に読むのはおすすめしない >>16
めっちゃ早口で言ってそうなご指導ありがとうございます 教養って身についた知識というより知識を身につける上で備わった知への態度って気がする シェイクスピアのあの副官にはめられた話、途中で読むのやめちゃったわ シェイクスピアって全部あんな演劇を文章化したみたいな感じなの? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています