京都府内の工場の責任者は、この1カ月で社員らの新たな証言から浮かび上がった山上徹也容疑者(41)の人物像について「現場の同僚らには上から目線で、かなりプライドが高かったようだ」と話した。

今年1月、山上容疑者はトラックへ荷物を積み込む際、「このやり方でも崩れない」と緩衝材を挟む作業を勝手に省いた。女性ドライバーは「荷物を傷めるので、緩衝材はいる」と抗議したが、譲らず、激しい口論に。最後はドライバーに「何を言うてんねん、おばはん!」と語気を荒らげたという。

荷積み作業では、積み込む前に荷物を確認し、積み込んだ後も数え直す。「子どもではあるまいしかもしれないが、危険回避のための手順です」と責任者。今年3月、50代の同僚の男性社員が積み込み後、再確認しない山上容疑者に「ちゃんと数えてや」と指摘すると、「積み込む前にオレが数えたのが、信じられないのか」と抗議。「決まりやからな」と返すと、「ほな。おまえがやれや!」と口論になった。

「管理する内勤の人に対しては、おとなしく、同じ現場の人にはけっこう当たりが強く、上から目線だったようです」
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