0001以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
2023/06/26(月) 17:09:44.947ID:+s2zF+Ledどうやら閉店のときに流れているあの音楽は、実は『蛍の光』ではなく、『別れのワルツ』という曲らしいのです。
「同じメロディなのになんで?」という疑問が湧いてきますが、この『別れのワルツ』という曲、1949年に日本で公開されたアメリカ映画『哀愁』で、
主演のヴィヴィアン・リーとロバート・テイラーが『オールド・ラング・サイン』のメロディに乗ってダンスをするシーンが人気となったことがきっかけとなり、
そのメロディをアレンジしてレコード化されたもの。ただ、当時楽曲の原盤がなかったため、コロムビアレコードが専属作曲家だった古関裕而に採譜と編曲を依頼。
そして生まれたのが『別れのワルツ』なのです。
本来4拍子である『蛍の光』を3拍子のワルツ風に編曲した『別れのワルツ』という曲は、映画の人気とともに大ヒット。
当時は「古関裕而」をもじったユージン・コスマン名義で販売されたため、日本では海外の演奏だと思われていたようです。
ちなみにこの古関裕而という人物、今でも広く親しまれているさまざまな名曲を作曲。『阪神タイガースの歌(六甲おろし)』、
早稲田大学第一応援歌『紺碧の空』、慶應義塾大学応援歌『我ぞ覇者』など、特に多くの応援歌、行進曲を手がけた伝説の人物です。
■店内用BGMとして配信されて広まった
映画の人気とともに大ヒットとなったこの『別れのワルツ』ですが、USENなどの有線ラジオ放送や業務用音楽配信サービスで配信されました。
多くの公共施設や商業施設で流されるようになったことで、閉店時の定番ソングとして定着したようです。
勉強になったな!!