工事で規制されているエリアに車が突っ込んでしまうという事故が今、増えています。その要因の一つが、運転支援機能への過信だということです。

■高速の工事エリアで“衝突事故”多発

夜間、高速道路での工事中、作業車に取り付けられたカメラが捉えた映像です。

猛スピードで走行するトラックが、減速する様子も見せず作業車に激突。工事に気付いていないのか、通行が規制されている方へ吸い込まれるように向かっていきます。

別の映像では、白い乗用車が矢印板を跳ね飛ばしながら走行しています。無理に車線を変えたため、前を走っているトラックに危うく衝突しそうになっていました。

これらは、高速道路の工事規制エリアでの事故が増加していることに警鐘を鳴らすため、NEXCO中日本が公開した映像です。他にも…。

見通しの良い直線ですが、トラックが一直線に向かってきて工事車両に突っ込みました。手前にある障害物に当たりながらも、全く減速せずに衝突しています。

こちらは「作業中」と表示された工事車両に、後方から来た白い車が、側面をかすめるように衝突。映像をよく見ると、衝突の寸前、作業員が車をよけようとする姿が映っています。

なぜ見通しのよい道で、衝突事故が次々と起こるのでしょうか。

https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000304225.html?display=full