長崎県内では絶滅したと見られていた「スナヤツメ南方種」が、約100年ぶりに西海市で発見されました。

2022年11月に西海市の川で採集された「スナヤツメ南方種」。

スナヤツメはヤツメウナギ科に分類され、遺伝的な違いから「北方種」と「南方種」に分かれています。

スナヤツメ南方種は、環境省が「絶滅危惧II類」としているほか、県内でも大正3年、
1914年に発表された標本目録に載っているのを最後に、約100年見つかっておらず、県が「絶滅種」としていました。

今回の発見を受け、県の担当者は「重要な情報。生息できる環境があるなら貴重で残していきたい。絶滅種としては見直す対象になるだろう」としています。

”絶滅”と思われていたのに長崎県で100年ぶりに発見「スナヤツメ南方種」
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