ウランやプルトニウムのような核分裂性物質というのは、その量とか形状によって
勝手に核分裂の連鎖反応を始める性質がある。これを臨界という。
臨界にいたるかどうかに関して量も重要だがその形状も極めて大きな要素になる。
発生した中性子線が容器の外側へ逃げやすいような板状や管状の形ならば臨界しづらいけど
ずんぐりむっくりだったり球体のようなコンパクトな形状になると中性子線が外へ逃げる前に他の原子に衝突し
連鎖反応が起こりやすくなるの。