ある時代になにかが起きて、地球の殆どが水没

それから長い長い時間が経ち、一部の語りべを除けば、かつて世界が水に飲まれたという事も文明の2文字の意味すらも知らずに、人々は漁とわずかな陸地での農耕を生業として暮らしている。

そんな世界の村に生まれ育った漁師見習いの少年と許嫁の少女は、ある日、好奇心から村に言い伝えられる禁忌を侵してしまう。

旅の道中で文明の痕跡に触れていくことで、二人は世界がどうしてこうなったのかを徐々に知る事になる。