クラス男子「喜多…、ちょっといいかな」　喜多ちゃん「（はあ…またか）」

**以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします** · 2023/06/08(木) 00:46:07.843

校舎裏

喜多ちゃん「その、話ってなにかな？」

男子「その、実は気になってて…その」

喜多ちゃん「（はあ、まただ…気持ちはうれしいんだけど、断らなきゃ）」

喜多ちゃん「あ、えっとその」

男子「…喜多と文化祭の時にいたメイド服の子が」

喜多ちゃん「気持ちはうれしいんだけど…その…え？」

**以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします** · 2023/06/08(木) 00:46:29.838

男子「ってことなんでその…連絡先とかさ」

喜多ちゃん「…」

喜多ちゃん「（あ、あーそっか、伊地知先輩かリョウ先輩のこと？そういえば
先輩たちもメイド服着たし、きっとそうよね）」

喜多ちゃん「あ、あのサイドテールの子？それとも髪が短い子？あの2人は実は
バンドの先輩でその」

男子「え、いや…」

男子「ピンク髪の子なんだけど」

喜多ちゃん「…」

**以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします** · 2023/06/08(木) 00:48:22.354

喜多「やめとけ！やめとけ！あいつは付き合いが悪いんだ」

**以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします** · 2023/06/08(木) 00:50:09.741

男子「あ、いや喜多が文化祭でその子といるの見かけただけなんだけど、
なんかすごい可愛いし、スタイルよくて…大人しそうで俺好みっつーか、まあ、一目ぼれっつーの？」

男子「それでまあ、連絡先っつーかさ…その」

喜多ちゃん「……に言ってんのよ」

男子「え？」

喜多ちゃん「あ、ううん、なんでもないっ」

喜多ちゃん「けどそれは無理かなっーあはは」

**以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします** · 2023/06/08(木) 00:50:19.548

男子「え、な、なんでだよ」

喜多ちゃん「えーだってあの子、彼氏いるし」

男子「はあ、まじかよ、文化祭、喜多達と回ってたじゃん。彼氏いるなら男と回ってるはずじゃん」

喜多ちゃん「たまたま彼氏と都合が合わなかったとか言ってたかな？とにかく話終わり？
私もう行くね？」

男子「ちょ…喜多待てよ、話はまだ終わって…ひっ」

喜多ちゃん「もう、いいよね？」

男子「あ、ああ…ごめん」

男子「（喜多ってあんな怖い顔できたんだ…）」

**以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします** · 2023/06/08(木) 00:50:34.948

喜多「どうゆうこと？ひとりちゃんは隣のクラスの子だよどうして知らないの今まで何を見て学園生活過ごしてたのあんな可愛い子を認識できないような目玉はくり抜いて銀紙でもいれといとほうがいいよ所で要件ってなんだっけ？ここから飛び降りたいんだっけ？

**以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします** · 2023/06/08(木) 00:50:57.359

クラス全員とヤルマンじゃねえのかよ！

**以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします** · 2023/06/08(木) 00:52:03.505

何十回立ててるの？

**以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします** · 2023/06/08(木) 00:55:12.638

そんな性格悪いんだ

**以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします** · 2023/06/08(木) 00:58:29.093

下北沢

ぼっち「……」

喜多ちゃん「……」

ぼっち「あ、あ、あの喜多ちゃん」

喜多ちゃん「ん？何、ひとりちゃん？」

ぼっち「いや…、その…、喜多ちゃんなんで…、今日は学校からずっと…、私の手、握ってるのかなって」

**以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします** · 2023/06/08(木) 00:58:41.882

ぎゅう…

喜多ちゃん「え？えー？友達同士なら普通でしょ？それともひとりちゃん、
私と手つないで歩くの、嫌だったかしら？」

ぼっち「え？嫌ってことは全然ないですけど…けど、その急にどうしたんだろうって」

喜多ちゃん「べ、別になんでもないけどっ…、そ、そのっ、そ、そんなことより、ほら、早く行かないと、バイト遅れちゃうよ」

ぼっち「え？あ、は、はい」

喜多ちゃん「……」

喜多ちゃん「（性格悪いかな…わたし）」

完