「A君という生徒は、自分の基準で先生方にランク付けを行っていて『中程度以下の授業しかできない先生の授業は自習にすると決めている』と、授業をしてくださる先生方に向かって言ってしまうので、多くの先生方が、『A君がいるので授業がしづらい』とおっしゃるんです。
まあ、それはそうですよね。一応本人を呼んで『一面的な判断をしてはいけない』という話をしてみたのですけれど、全然響かない。こんな時私もどう声をかけるべきなのか思いつかなくて……」

「A君という生徒は、自分の基準で先生方にランク付けを行っていて『中程度以下の授業しかできない先生の授業は自習にすると決めている』と、授業をしてくださる先生方に向かって言ってしまうので、多くの先生方が、『A君がいるので授業がしづらい』とおっしゃるんです。

A君は、超有名予備校講師が授業を行う動画を見る塾に通っています。

でも話を聞いているとどうも、彼は本当に授業の良し悪しがわかっているのではなくて、その『超有名予備校の』というところを判断基準にしている感じ。

彼の成績が特別いいわけではないのですよ?

でも、多分、『超有名予備校講師の授業を受けている自分』というものに酔っているのでしょうね。
で、その映像配信の塾を経営している方々も『君たちは特別だ』みたいなあおり方をしている。だからA君には、私たちの言葉は全く届かないのです」

https://forzastyle.com/articles/-/67752?page=2