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オッサンというバカにされるために生まれてきた存在
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2023/05/24(水) 06:19:10.969ID:/azyUM9K0
■なぜ「おじさんは叩いていい」になったのか?

おじさん叩きがはやるのには、構造的な原因があるのではないか。男性学が専門の社会学者・田中俊之さんと、エッセイストで中年男性の悩みを聞く機会が多い紫原明子さんの対談で見えてきたのは、社会の閉塞感と男性の孤立という現代日本の問題だった。

田中:ここ数年、理不尽なおじさん叩きが目立ちます。彼らの書く文章をバカにする“おじさん構文”に顕著ですよね。最近も「おっさんビジネス用語」や中年男性アイドルのSNS投稿がおじさんくさいと話題になりました。

紫原:“おじさん構文”って年長者の怯えなんですよね。年下に普通に接すると威圧感を与えるから、絵文字や柔和な言い回しをあえて多用する。この気遣いを私たち女性がやってもさほど問題にならないのに、中年男性だと「気持ち悪い」と言われてしまう。それは酷だなと思います。


■「ガス抜きのスケープゴート」として標的にされた中年男性

田中:女性相手だとハラスメント認定される言葉が、中年男性に対しては許されてしまうことがあります。薄毛や肥満、体臭をからかうハラスメントは見過ごされがちです。

紫原:理由はなんですか?

田中:社会が不安定になると、みんなガス抜きのスケープゴートを欲するので、標的にされたのでしょう。昔は「ゆとり世代」や生活保護受給者が対象でしたが、弱者いじめはダメだという認識が広まった。代わりに強者だと思われがちな中年男性がサンドバッグにされたのだと思います。

紫原:中年の男性だから強く批判される事例はよく見ます。映画・音楽ジャーナリストの宇野維正さんが、K-POPのあるガールズグループに「当初から注目してた」と言い、炎上しました。ジャーナリストが専門性を強調するのは当然でもあり、同時に、後乗りのおじさんが女性の築いたカルチャーを奪うことへの抵抗もあり、モヤモヤしました。

田中:もし中年女性だったら批判されなかったでしょうね。

紫原:趣味で小説を書いていた和三盆さんの場合は「子供のケアはパートナー任せで、自分だけ趣味に没頭してる」と非難されました。子育ての状況は、SNSの発信だけではわからないはずなのに。

田中:非難の根底には「おじさんは子育てしない」という偏見がありそうですね。

紫原:もちろん森喜朗さんや河村たかしさんのような権力者の乱暴な言動は批判されるべきだと思います。

田中:「乱暴、不真面目、大雑把」という前時代的な価値観への居直りも許されません。

紫原:その一方で、正しく生きようとする中年男性もいることを忘れないでほしくて。私は、他者とのコミュニケーションを通じて自分を知る交流会を主宰しています。そこのメンバーにはうつ病や適応障害で苦しむ中年男性がいる。彼らが「おじさん叩き」で傷つくのはやるせないです。

田中:おじさんというくくりが、中年男性の多様性を抹消してるんですよね。現在40代~50代前半の男性は就職氷河期世代で、非正規雇用の方も多く、収入も低い。だから彼らを標的にするのは間違いです。他方で、この世代が抱える「剥奪感」が暴走する危険性もあります。親世代では当然だった安定した仕事と所帯が奪われたという恨みの感情がねじ曲がり、女性嫌悪に向かうケースは少なくないです。


■男同士で弱音を吐けばおじさん叩きに抗える

紫原:男性を取り巻く状況は変わらないのでしょうか。女性たちは#MeToo運動で連帯して社会を変えましたが。

田中:男性同士は連帯よりも出し抜き合う競争意識が働きやすいので、なかなか難しいでしょう。社会は飽きるまで中年男性を叩くかもしれない。

紫原:彼らが孤立しがちなのも心配です。男性同士で弱音を言い合って共感し合えたら楽になれるのかなと。

田中:共感ベースで話し合える仲間は必要ですね。孤立感を覚える方は「仕事の話をしない」「人の話を否定しない」「割り込みしない」という3つのルールを決めて知人友人と対話してみてほしいです。マウンティング合戦とは違う、温かい対話ができるはずです。

社会のスケープゴートとして叩かれるおじさんたち。苦境はまだまだ続くが、中年男性で身を寄せ合い、この難局を耐えるしか道はなさそうだ。


■正しく生きようとする中年男性もいることを忘れないでほしい
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垢版 |
2023/05/24(水) 06:21:25.344ID:YvJvLZ0X0
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