筒井康隆の全著作のうち三分の二くらい読んでるけど質問ある?
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残像に口紅を、虚人たち、朝のガスパール、夢の木坂分岐点を面白い順に並べてみて >>2
筒井本人が選んだ自選短編集シリーズで
好きなジャンルを読むのがおすすめ
作家が自ら選んだだけあって筒井ベストの様相を呈してる >>3
七瀬シリーズや時をかける少女が有名だが
時をかける少女は筒井らしくなくてつまらない >>4
俺は筒井の笑いに関しては古くて笑えない
サラダ記念日のパロディでカラダ記念日とか寒い >>5
面白さの質が違うからな
残像は使える文字が減ってるのに上手く小説が構成されてて曲芸のように面白い
虚人たちは筒井自ら実験失敗と言ってるがエンタメとしてはかなり面白い
朝のガスパールは途中だれるけどネットを利用した読者参加小説の先駆的作品で
当時新鮮だった
夢の木は一番好きかもしれない
夢テーマが好きだから 時をかける少女はファンには評判悪い
筒井らしい面白さじゃないから
筒井本人も「金を稼ぐ少女」と揶揄してる >>17
もしかしてお前が何日かかるかの話か?
そんなの人によるだろ
ショートショート集や短編集ならすぐ読み終わるだろうから
自選短編集をすすめたんだよ >>12
読んでいないか簡単にチェックするつもりでレスしたけど俺よりちゃんと読み込んでいてワロタ、俺は10冊くらいしか読んだことがない 男たちの描いた絵で最後大きいドラム缶と小さいドラム缶が東京湾に投げ込まれる話はせつなかった 大衆向けの作品って往々にしてコアファンや作者自身がおもんなって思ってること多いよな >>22
読んでない作品は実は全作品のうち数作しかない
そこを突っ込まれたら困るから三分の二と少なめに言った >>23
あれカタルシスの感覚が味わえて気持ちいいよな
少女とセックスするしな >>27
作品が膨大にあるのにそこまでちゃんと読んでるのは凄いな、ちなみに筒井康隆以外だとなにか読んだりする? >>31
小説なら夢枕獏、星新一、スティーブンキングはハマった
一番読んでるジャンルが趣味で読み漁ってる物語理論の書籍 >>33
懐かしい名前だ特にSFが好きなんだな、物語理論って文学理論とは違うユングとかかな… スティーブンキング?ってなんだっけランゴリアーズだっけ? 俺の場合見栄で本読んでるわけじゃなく本当に読書が好きなんだよ
ゲームと同じで読んでて楽しく苦痛はない >>36
文学理論とは違うが重なる部分がある
面白い物語を作るための理論が物語理論で三幕構成が一番メジャー
一部にユング心理学も利用してある
神話に共通する構造を分析したヒーローズジャーニーや元型をキャラとして使う
流れはある >>38
アメリカで一番売れた作家でモダンホラーを書く人
映画になったから有名なスタンドバイミーの原作者 短編ならすぐ読み終わるから数回目だけど自選短編集がおすすめ
ショートショートは筒井自ら素質に合わないと言ってるが
「笑うな」「にぎやかな未来」「くたばれPTA」などのショートショート集もレベルが高い
だが筒井らしい面白さなのは自選短編集掲載作だと思うな なんでも左右対称にしないとおかしくなる男の短編で読書感想文書いた
笑うなに入ってたかな 米艦隊司令官が一人称で語る形で、世界の危機かなんかに立ち向かうみたいな短編で
読み進めていくうちに司令官が若返って行くみたいなのってなんて話だっけ >>7
「七瀬ふたたび」はくそつまらないけど「家族八景」は結構面白いよね
時かけは筒井作品の中では屈指の駄作なのは同意 おれもそのくらい呼んだかな
断筆宣言するあたりまでは追ってたよ
なぜか全集を4巻くらいまで神戸から送って下さっていた >>49
えー
七瀬ふたたびを最後まで読んだか?
すさまじい展開になるぞ
サイキックバトルもので面白かったけどなあ
七瀬シリーズ三作目のエディプスの恋人もスケールが大きい宇宙SFで面白い
家族八景は一番地味だが面白い パプリカの原作者っていうとわかってくれれる人が多いかも >>53
このシリーズはどんどん救いがなくなっていくからなあ 七瀬シリーズは俺はすべて面白いと思うが
時かけはダメだ筒井にしてはつまらん >>55
あれは中学生の学習誌に連載されてたから
でもNHKのドラマはおもしろかった
特に続編のタイムトラベラー2は、ヤバい エディプスの恋人は本格宇宙SFだから
SFが好きじゃない人には合わないかも 『ビーバップ・ハイヒール』って番組知っている?関西発の教養バラエティ番組で筒井康隆がレギュラーだった。 >>51
なんというかさ
筒井さんって恋愛モノとハバトルモノが上手くないんだよね
恋愛モノはからっきしで、バトルは凡庸
家族八景がなかなか面白い視点で筒井康隆らしさがありながら
筒井作品にありがちな読む人を選ぶ下品なネタ回しがなく
一番人に進められる傑作なのに、七瀬ふたたびは
別に筒井作品じゃなくてもいいやって感じのバトルモノに成り下がった 昭和のオタクは 萩原朔太郎と筒井康隆に影響受けまくってたと思う 中島らもや筒井康隆を愛読してる人は
必ずしも小説好きって訳じゃない >>63
少しはハインラインとか読んだほうが良い
神の扱いはSFの世界ではひとつの良く扱われるネタなんだけど >>64
入ってるけど
あれは文壇そのものというよりも
筒井版「人民は弱し 官吏は強し」みたいなもんだから >>64
あの時代、文壇から「SF屋」と呼ばれていたという話を
何度も書いているので
そこで怨みが生まれたかどうかはともかく
ネタにはなったんだろうねw >>59
えーそうかな
うろ覚えだが馬の首風雲録だったか、切られrw首だけになった主人公が
首から上が切り離された自らの胴体を見るだとか
筒井らしい凄味があると思う
筒井は恋愛もの嫌いだよ
「恋愛は書くものじゃなくするものだ」と言ってる そもそも家族八景と七瀬ふたたびがつながっているか論争というのがあってね… >>68
あれは普通にSF小説だよ
日本は科学を自然科学でしか捉えられない人が多すぎるんだよな >>62
中島らもがアマニタパンセリナっていうドラッグ体験記で
シャブだけはダメだって批判してたから覚せい剤には手を出さないことにしてる
学校の教師が覚せい剤やるなと言っても聞く気にならんがらもが言ったら説得力がある >>69
当時SFは今で言うなろう系みたいなもんで直木賞取れなかったんだよ
なろう系は直木賞取らないだろ
SF創世記で権威がなくてバカにされてた 筒井って大江の追悼文も書かなかったし体調大丈夫なんかね
1934年生まれだからもう88歳だし >>74
俺も持ってる
載ってない作品は別に買った >>76
そもそも銀座に出入りできるようなSF作家に直木賞はいらんだろうって話でもあるんだけどね 景山民夫の直木賞作品「遠い海からきたQOO」がSFって説もあるでよ >>70
バトル描写そのものが得意じゃないから
そういう悪趣味な笑いに逃げる感じがあるんだよ
逃げるって言い方は適当じゃないかもしれないけど
結局シニカルなコメディーって言う自分の土俵まで
作品を持ってきて本道のジャンルではあまり勝負しない人
富豪刑事なんかも面白いんだけど
最初はミステリーを書こうとして始まった企画で
本人も推理モノを面白くかけないって行っていて
金銭感覚が大幅にズレて豪快に散財する様子がおかしい
コメディーで引っ張っていて本道のミステリーはさっぱり
家族八景に関心したのが全く笑いに持っていかず
面白いまま書き切った事 >>77
一昨年息子を亡くしたけど
今もちょいちょい寄稿してる >>73
?
それはあなたが単なる学校教員の台辞に承服しなくてはいけないという強迫観念をもつ古い時代の日本人だからだ
時代は下り人びとは自己決定権の優位を確立していく
自分の好きな師父を仰げばいいではないか >>79
日本SF黎明期はSFに権威がなくて文壇にバカにされてて
筒井をはじめとしてSFは賞を取れなかった
半村良が受賞したのは非SF作品
でもSFブームのころはかなり売れててSF作家が羽振りが良かった
でもそれとは別に賞はちゃんと公平に与えてほしいわ >>84
息子はあれたぶん酒飲みすぎだよな
喉頭癌だし >>87
ご子息については知らないんだけど
あれで老け込まなくてホッとしてた >>88
息子亡くなってまもなくビーバップ終わったし精神的に参ってたと思うんだけどな
孫いるのが救いか >>85
らもは「覚せい剤、ダメ、ゼッタイ。」ってポスターのような
ありきたりな道徳感でドラッグをとらえてないんだよ
ドラッグに肯定的ならもが覚せい剤にだけは手を出すなと言って批判してる
これは説得力がある
↓
「ドラッグとは、シャブも含めて、ただの物質である。ただの物質に貴い物質もいやしい物質も
ない。個人、および社会との関係がドラッグの性格を決めるだけだ。
そういう目でながめた場合、シャブはその生い立ち、社会とのからみ、
個人に及ぼす作用、どれをとってみても、これは”愚劣なドラッグ”としか言いようがない。」 >>90
筒井もジャズ仲間達とハードドラッグやってた話を書いてたなw >>74
短編集に入ってた作品だと思うけど
大工の棟梁が色々話す落語みたいな話のタイトル覚えてる
家を壊す時はここを引っこ抜くと壊れるようになってるとか
あと柱を一本外すと坂道を滑っていって家ごと別の敷地に移動するとか
そんなは話が書いてあったやつ
引越しで荷物をかなり減らさなきゃならず
特に筒井康隆なら古本屋でいくらでも買いなおせるって思って
処分しちゃってタイトルがさっぱり思い出せない >>92
横だけど横車の大八だな
馬は土曜に蒼ざめるに収録されてるよ >>94
ありがとう
なぜかあれ時々読み直したくなるんだよね
収録してる短編集の文庫タイトル判る?
判ったらそれも教えてもらえると嬉しい 「ふたりの印度人」は当時のオタクたちの心をギュッとつかんだなー 実はさっき>>1に質問しようとして
馬は土曜に蒼ざめるを検索してたんだなこれが
>>1
笑いが合わないって言うと
裏小倉の解説者がだんだん投げやりになっていく様子とか
馬は土曜に蒼ざめるの落ちとか
ああいうのも笑えない感じだろか? >>99
あれってよく考えるとその後の夢をテーマにした小説の嚆矢だよな ラゴスつまらんは同意だな
作者が雰囲気づくりだけで満足しちゃったような内容だし >>95
あの本は個人的に筒井の本で唯一の駄目な本だと思う
もともとが出来に納得いかなくて本に掲載してなかった
没作品を集めた本だからな >>101
こえたごの中身をすべてぶちまけにけり目玉がかすみ立っていられぬ
みたいなわかりやすいのよりナンセンスなやつが好き
なんというか面白さはわかるんだけど今の芸人と比べたら古いというか
落語でも笑ったことないんだよね
ネタが古すぎ 俺にとって筒井と言えば初めて読んだ「あるいは酒でいっぱいの海」だけどこれも単行本未収録作集なんだよな ラゴスは図書館のエピソードが好きだな
筒井作品は
映画見まくる話とか
読書しまくる話とか
趣味にどっぷり浸って没頭する話かなり好き 家ってやつが一番好きなんだけど>>1
はどう?
あと夢の木坂って筒井の中じゃ凡作だと思うんだけどあれの受賞って納得いく? >>107
そっかーありがとう
裏小倉はもじった普通のパロディからハナモゲラ的に崩壊していく
80年代ギャグシーンみたいな進行と併せて
解説者の態度を想像するのが楽しいのよね自分としては そういや元ネタ読んでないな ホームズが「なぜ海の底が牡蠣でいっぱいにならないのか」とか言ってるのは読んだ
筒井の笑いっていやバブリング創世記の「タイヤ 釘をふめり」で笑ったわ >>112
タイトル忘れちゃった(・ε・ `)
美藝公は大好き
前半のやたらきれいな世界から現実を透かし見る逆ディストピア感すてき 最近の短編で過去作のパクリ元をゴリゴリ明かしてく奴読んだ?
>>16
「俺の血は他人の血」だな 「家」って実は筒井が純文学に初めて進出した作品なのよね
内容は悪くなかったけど読者の反応がよくなかったのかその後の文芸誌からの依頼はなかった
この7年後に大江健三郎が塙嘉彦をけしかけて筒井に純文学を書かせる >>113
俺は家も好きだが毟り合いや問題外科や熊の木本線など好きな作品をあげてったら切りがない
外れが基本ない作家だし
夢の木って凡作か?
俺の感覚と違う >>74
いいなあ
俺が筒井康隆読み始めたころにはもう本屋になかったから図書館で借りて1回通しで読んだだけだよ >>115
楽しいなら楽しめばいいけど
俺はタモリのハナモゲラで笑ったことない タモリの面白さを発見した人の一人が筒井だけど
年齢的にタモリの全盛期を見てない
ミュージックステーションで「髪切った?」と
全然面白くないトークやるおっさんってイメージ 筒井、タモリ、赤塚不二夫なんかも加わってハナモゲラ語みたいな
ギャグをやってたけど今見ると古いというか >>123
いやハナモゲラ的なところで面白がってるわけでもないんだけどね
だから解説者が投げやりになっていくのが楽しいのよね
しつこくてごめんねそろそろ消えるわノシ >>121
上の方で一番好きかも知れないって書いてあるな
先に読んどけばよかったすまん
あともういっこだけ質問
蟹甲癬とか俗物図鑑とかどう思う?あれは読者のしかめ面を想定した偽悪趣味?それとも性癖? 短編集と七瀬オススメしてもらったことあるけど
買ったまま積んでる 昔読んだ短編で墜落する飛行機の中で無秩序になるみたいなの読んだことある
それだけなんか覚えてる >>125
中学だか英語のスピーチでハナモゲラを題材にしてすげえ滑ったことがあるよ >>122
古本だと1万5千円前後で買えるみたいだけどね
おれが送ってもらってたのは
全集じゃなくて筒井康隆コレクションの方だったわ… >>131
そうなんだ
今は置く場所がないけど老後の楽しみに覚えておこう
ありがとう >>127
俗物図鑑はうろ覚え
計算して悪いことをやってるとは思う
筒井の性癖は知らない >>131
俺本棚にそろえたぞ
プレミアがついてるSF教室など載ってておまけが魅力的 笑いって水物で昭和初期のコメディアンで笑う若者は今は少ないだろ
それと同じで笑いだけは古くなるのが避けられないというか 「東京幻視」に梅毒のおじさんが登場するけどこれは筒井の叔父がモデルで本当に梅毒だったんだよ ファンとしてはだいぶ後発だけど「笑うな」は好きだったな
あとは笑いとしては確かにあんまり 筒井は笑いもあるけど何よりもイメージの作家
内臓をぶちまけたり四肢がもげたりするのは強烈なイメージ表現の一つ
これが時に「やりすぎ」「下品」という悪評にもなるけど読者の印象に残るから、ギャグ作家としては微温的でつまらない小林信彦や阿刀田高よりも時代を越える力がある >>140
阿刀田高のギャグ見ると寒すぎて殺意が湧くわ 医者が看護婦をバラバラにする話がエグかったな
爆笑したけどw >>139
あれは面白いんだけどなんで面白いのか構造がわからない
タイムマシンを発明するというばかばかしい出来事を客観視すると
笑えるんだろうか >>143
問題外科は手術で看護婦の腹をあけながら
レイプして内臓引きずり出したりすさまじいな 大江健三郎が筒井を気に入ったのは方向性が異なるが同じく強烈なイメージ表現を持った作家だったからだろうな
80年代は大江の全盛期だけどそれは主に長編の話で、短編なら筒井が勝ってるとすら思う >>145
医療費代わりに新生児をレイプする医者の話もあったなあw >>144
あれはシニシズムというか冷笑主義、あるいは価値相対主義の極致の笑いだと思うんだよ
タイムマシンを発明するっていうとんでもなく大それたことを「ばかだなあ」って笑い飛ばすことによってギャップの大きさで余計にツボに入る感じ
それでそのツボに入って笑ってるだけのバカな自分たちを見るためだけにタイムマシンを使うことで余計バカげた状況を作ってるところが面白いんだと思う >>146
「傾斜」の地平線まで続く畳の部屋というイメージはすごかったが
筒井漫画涜本の清水ミチコの漫画では
背景が描かれなくてあれじゃ原作の面白さがわからない
古い日本家屋でも描けばムードが出たのに 夢の検閲官のラストの感動も構造がわからない
母の夢の中の息子が意思を持って母にお礼を言うのは
「贋金つかい」みたいな虚構内の人物が現実に出てきたのと同じ感動だろうか >>153
80~90年代に流行った「ソフィーの世界」とかダニエル・キイスとかと同じで
トラウマからの解放に伴うカタルシスによる感動だと思うよ
あとエヴァの「おめでとう」
それが何によってもたらされたかは実は感動に寄与してないのかもねー そういえば贋金つくりって筒井がどこかで紹介してたよな
本の森の狩人だったか >>155
解釈や分析はできるんだけど当たってるかどうかを確かめる方法が
ないんだよな
ヨッパ谷への降下とかはヨッパグモにかまれて頭がおかしくなった
主人公が基地外の妻とわかり合えるのが感動的
筒井は悪夢を描くことが多いがあれは心地いい夢 >>157
それは読み手が前提に置いてる文化的コードによっても異なるので
正解はないのでは >>159
科学的にどこがどうなぜ感動するかのメカニズムが知りたいが
現代じゃ不可能
筒井本人ならわかってるのかもしれないが 筒井の女の好みがよく分からん
火田七瀬や千葉敦子(パプリカ)みたいな賢くて白っぽくて痩せた女が好きなのかとも思うが本人は「褐色の女の子が好き」って発言もある >>160
科学的に知りたかったら被験者確保してデータ取るしかないね
今はネットを使って詳細なデータを取れてるので実際に創作やってる連中は大体押さえてるんじゃない? >>162
俺も漫画を描くがそれは置いといて
物語理論も脳研究も心理学も「なぜ面白いと感じるか」は解明できてない 若い頃の筒井は美形だけどモテた形跡があまりないんだよね
高校時代に女子生徒から虐められたらしいし 人が面白いと感じた
その時の脳内電位の変化や血流や脳の活動してる部位などは
わかるかもしれないがそれは面白いと感じる理由じゃない >>164
諸家寸話って作品において筒井が小松左京に
「筒井はもっと女を口説け。何もせずきれいにモテとるやろ。それがいかん」と
言われたエピソードが載ってる 筒井は田舎の子供からのいじめを恋人を作ることで解決したらしいが
それを「わかもとの知恵」っていう本に掲載してる
だが恋人なんか作れないいじめられっ子はどうなるんだよ >>163
だから分かるような実験系を自分で構築して解明するといいのじあ
キャズムを越えるのじあ
ひひひひひひひひ >>168
そんな研究するほど頭良くない
しかも創作するなら本格的な研究やってる暇があったらに描いたほうが有益 筒井がテレビ番組で気持ちよく話してたら
他の出演者に「なるほど!」「ところで話は全然変わりますが」とバッサリと流されるエッセイの話は覚えてる
こうやって流せばいいのかと感心した思い出 >>166
モテると言われてる割には安部公房や石原慎太郎みたいな不倫の噂ないんだよね
大江や井上ひさしは容貌からしてないのは分かるけど筒井は 20000トンの精液は若い子に「フルダイブVRでアダルト配信する主がガチ恋勢にリアルで凸食らう話」って説明するとすごく興味を持ってもらえるんだけど、他にこういう説明できそうなのあったかな? >>169
いや何でお前が質問を募るスレでお前が相談する側に回ってんのw
>>171
光子さんラブなので
偽文士日碌でも頻繁に名前が出るレベルのおしどり夫婦っぷりなので >>172
石原だって子供4人作るくらいには夫婦仲いいわけで 今でこそ規則正しい生活をする作家が増えたが
筒井は「破滅型の作家のように不幸になるくらいなら面白い小説など
書けなくて良い」と言って家事もこなすし不倫もしないし子供も愛するし
常識に基づいてしっかりした家庭を築いた人だよ 夫人と結婚するまで童貞だったとは思わんけど顔の割にモテなかったような気がする
声低くてちょい卑屈っぽいしモテ男の話し方じゃないんだよね SF派と「文学で遊んじゃう」派と意見が分かれる可能性 ただ「夫婦仲がいい」と「他の女が目に入らないぐらい嫁さんにベタ惚れ」とはまた違うんだろう
筒井康隆は後者 筒井は物静かな常識人だって星新一が言ってたな
キチガイ小説書いてるからこそ常識あるの大事 星新一の筒井評は筒井の狂気へのあこがれを指摘していた つーか御年80過ぎの小説家のじいさんが若い頃モテなかったからって何なのか
チンコをどう使ったかでしか人物を測れない人なのか 筒井は弱者差別をギャグにするが筒井の視点は差別とは真逆だよ
精神病院ルポなんかは筒井本人が正常と証明する方法がない、
医者だって患者から出世したのかもしれないとギャグ気味に述べて
最後の病院から出て喫茶店に入ったら変な人たちがいてそれから病院に戻るという
くだりは健常者と精神病患者を相対化してる
「みんなどこかおかしいし自分も医師も例外ではない」って主題 >>182
筒井っていつかツイフェミあたりに叩かれる可能性ある人だからモテたかどうかは割と大事だと思う >>184
あいつらモテ側の人間でも何か性関係でやらかしたら非モテがはっちゃけたって文脈に押し込めて満足する連中だから無駄でしょ >>185
筒井には「強姦してもいい場合」っていうフェミ以外が読んでもダメだろってなるエッセイがあるから狙われるとヤバいんだよね 慰安婦像をバカにして炎上したけど
弱者差別なんかネットにありふれてる時代に
作家がやって異化効果あるんだろうか あとすでに慰安婦関連で6年前に炎上してほぼ無傷だったので
今更ほかのネタでキャンセルカルチャーかけられても影響あるかな? 筒井は昔から良識派に叩かれてたよ
くだばれPTAはPTAの悪所追放活動で叩かれた恨みを描いてる 筒井は良識派やフェミの批判なんか恐れちゃいないだろたぶん >>190
それはそう
筒井のその辺の資質は谷崎潤一郎に近い そういう文脈でいうと銀齢の果てとか最近のコロナやらパクリ認定厨やらを皮肉った短編とかも面白いのに
あんまり話題に上がらなくて寂しい 最近の筒井ってオチが露骨に手抜きなのよね
銀齢の果てはエンタメ小説としては首尾結構だけど雰囲気を暗くしたら村上龍でも書きそうって思える
純文学としてはダンシングヴァニティを評価してもいいけどこれも発表してずいぶん経つ 私のグランパは筒井にとっての理想のじいさん像を描いてると思う
筒井小説の集大成になってたが
小人をバカにするさいの表現が生過ぎてギャグになってないと感じたな
老いには勝てないよ 夢枕獏も年取ってから書いた大帝の剣後半がひどかった ガチで最近の作品だとオチどころか冒頭からボケ老人の意識の流れをそのまま文章にしてぶつけられてるようで
「これ小説?」ってガチで困惑するようなのが多いよ >>194
あんな子供向け小説で読売文学賞はちょっとダメだと思ったよ
まあ「明夫と良二」で毎日出版文化賞貰った庄野潤三みたいなもんか >>196
年取ると脳が老化して一日中寝起きみたいな意識になる、って書いてたから普通に集中力なくなってるんだろうな >>198
それでいて「花魁櫛」とかだとしっかりした小説の体を保ってるから
曖昧な状況も克明に記憶してはっきりしてるときに小説に起こしてるんじゃないか?と空恐ろしくなるんだ 『敵』や『ヘル』の路線で正気を保ったまま短編書いてると捉えるとクッソ怖くて面白いのがここ数年の短編 >>171
口の堅い玄人にしか手を出さなさそう
梶原一騎はコンプレックスが強いのでその反動で
素人に手を出そうとすると真樹日佐夫が話してたけど
筒井はそういうのないからねえ 七瀬ふたたびは、エディプスで敵の正体が明かされると思いきや
ぜんぶ放り投げてて驚いたなあ 2作目までヒロイン人気で引っ張って3作目で全部放り投げるメソッドは
スクエニというか野村哲也がパラサイトイヴで悪い意味において継承してるイメージ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています