同署によると、署員が駆け付けた際、猿之助さんは半地下のクローゼットで座っている状態だった。意識はあり命に別条はないが、会話できる状態ではないという。
 遺書のようなものは、絵画用のキャンバスに手書きで書かれ、半地下の壁に立てかけるような形で置かれていた。
 猿之助さんの両親は2階のリビングの床にあおむけに横たわっており、上から布団が掛けられていた。母親はその場で死亡が確認され、段四郎さんも搬送先の病院で死亡した。いずれも目立った外傷はないとみられる。
 猿之助さんの所属事務所は「いまは情報が少なくコメントを出せる状況にない」としている。


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