怖い話して
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3月頃の土曜日の朝、玄関のドアガチャガチャガチャッってめっちゃ開けようとする音が聞こえた
んでおっさんの声で「ああ、ここじゃねえわー」って
ひとり暮らしだからホントにやめてほしい 泥酔して帰宅して、歯ブラシとI字カミソリ間違えて口の中バックリ切った 夢の話
夢で廃墟に行った
あー、なんか幽霊が居そうな場所が
あると思いそのまま素どうりした
すると後ろに気配を感じ
振り向くとカーテンが風でたなびいていた
そこに2m超えのデカイ白い人影があった
人影はこう言った
「戻るんなら、今やぞ」
そしてこちらに近づいてきた
するとどこからか声が聞こえた
「〇〇君逃げて!!」
すると目が覚めた
すかさず俺は指で印を結んだ
YO!!!!!!!! 気づいたら抜けてたんですよ
床には散らばった黒い細糸がちらほら
そうしたら、なんてこんなに……と屈むじゃないですか
そうして頭を傾けたんです、少しだけ
目の端を、黒い何かが落ちていったんです
はらりはらりと、音もなく静かに
震える手で拾ったそれは、髪でした
黒々と艶のある、太く立派な髪の毛が数本
いや、数十本は落ちてたかもしれない
力を入れて抜いたのでもなく、頭を掻きむしったのでもなく
それらはただ落ちてきたんてす……重力が手招くままに
それが始まりでした
今はもう、細いものが数本残るだけです
けれど、その数本もじきに無くなるでしょう
そして、これを読んだあなたも ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています