「最終兵器彼女」って漫画あるけどさ
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叙情的なやつあんま好きじゃない
灰羽とかフラクタルとかああゆうけい 所謂マンガとしての面白さはあんまりないよな
小説の方が良さそう 世界系という
説明しないというよりは必要なところ以外は多分設定してもいない 描きたいことは伝わるけど
漫画的におもしろいかと言われたらそうでもない
でも漫画で良かったとも思う 20年前はサイカノブームまじですごかったよな
セカイ系とか携帯小説の矢面に立ってたイメージ
内容については全く語られないから今の若者は誰も知らないだろうけど 最終兵器彼女は最後はチセとシュウジの意志で二人だけの世界を構築した
エバはシンジの意志でネオンジェネシスしてみんながいる世界を再構築した
だからなんだよ、別の作品だろとも思いますが
この結末の差が二つの作品の違いの際たるものだと思うのです >>20
でも当時のヤングはみんなあの映画で泣いたんだよ 徹底された設定と用意された解釈が揃ってなければ楽しめないってのは、損してると思うぞ ガンスリとかそのあたりの無垢な女の子×兵器 の漫画かなり好きだな
リアルタイムじゃなかったけど >>23
最近はそういうのブームは治った感覚がある
まどマギ辺りの時代は設定ガン掘りが流行ってた気がする 限られた手札で勝負するしかないっていうふうに腹が据わる前に読まないと楽しめない作品だよね 浪漫というか
こういうのが好きですってのを受け取れるかどうかだよね
ダイレクト過ぎるから商業的にアレかもしれないけど 細けえこたぁいいんだよが通用する作品としない作品がある
さいかのは前者
中途半端に細かい設定付けたくせに最終的には謎を回収しないみたいな作品じゃないからね 「バカで無力なガキだけど自分には何かできるだろう」って希望をことごとく潰される作品なので
バカで無力なガキとして共感できるうちに読んだ方が楽しめる SFが流行って以降は設定の構造と謎が主題になって
推理小説が流行って全てが収斂する箱庭化が進んだから
物語において僕や私が何を思いどういう決断をしたって基本に立ち返ってるのは良いと思うよ 謎の彼女Xは説明して欲しかったな…
結局ただのヤベー女で終わってしまった 「ひぐらし」が話題になったのも、設定や解釈の扱いに右往左往する読み手の期待を上手に掴んだからなのかもな
色んなパターンの展開を用意して、回収していない謎を上手に活用する手法は見事かと というか説明しないうんぬんより
単純にキャラの行動が意味不明だったりアホだったりするので萎える セカイ系のダメなところとして「なぜかかたくなに第三者に頼ろうとしない」ってのがある
まあ第三者出てきたらセカイ系じゃなくなっしまうからあたりまえっちゃああたりまえなんだけど
つまりそもそもセカイ系という設定自体が色々おかしい いい人描いたおじさんが何故かポエマーになった
と思ってたら次の作品見る限りまだポエマーとして成長途上だっただと…?と驚愕する事になる漫画 土台となる少女漫画的な目的の頼れる彼君に助けてほしいからの頼られるのは俺君だけの融合物だからな
エロ漫画でなんで通報しないの?みたいな歪さは常にある まあ大雑把に言うとSFケータイ小説よな
世界の中心で愛を叫ぶのとあんまり変わんない
二人の関係性が主軸であるなら地球滅ぶという舞台装置と少年少女にとっての身の回りの状況という舞台装置にどれだけ差があるのか お互いに自分に負い目を感じながらも結局愛さずにいられないあの二人の関係がいいんだよ
勝手に自分で自分の心を痛めつけてる青春っぷり
この世界に二人だけになっても構わないを物理的に表現した臭さが絶妙に刺さった 思春期に感じがちな
社会との隔絶
(実際は隔絶してない、子供社会から大人社会に触れ始め知らない社会を本人が理解できないだけ)と
理解者の不在
(本当は理解されている、というより見透かされ見守られている)
この二つが独特な世界を作るから
世界系に大人視点から「こうすればいいじゃん」てのを持ち込むのは無粋かと >>43
未熟な一人称視点の世界描写の魅力ってのはあるよなぁ >>44
>>本当は理解されている、というより見透かされ見守られている
いやこの漫画に関してはそんなもんほぼ皆無だったうえに
そんなこと言ってる場合じゃない状況設定だったのが
余計不自然しか感じなかった 未だにこうやって議論する奴らがいるあたりやっぱり名作だったんだなって あれって世界中で争って戦争が起きて日本はすっごく強い兵器一体を出して戦ってて
でもみんなどの国も強い兵器使っちゃったからもう世界はダメですって事になったんだっけ? >>46
それは作中の描写じゃなくて読み手の視点としての話し
初々しさや青さを読めるということ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています