世界中で猛威をふるってきた、新型コロナウイルス感染症。その感染症法上の分類が2023年5月8日から5類に移行するにあたり、飲食店の感染予防対策も見直しがすすめられている。

その一つとして今後、飛沫防止対策としてテーブルに設置が義務付けられたアクリル製のパーテーションが不要となり、大量に廃棄されることが予測される。日経新聞は、2021年時点でコロナ対策として使われた飛沫防止用のアクリル製パーテーションが国内だけでも300万枚あると推定(※1)。大型のため、事業者であれば産業廃棄物処理業者に依頼して処分をしなければいけない。

パーテーションは、アクリルやPET素材などの単質素材で作られている場合があり、そのままごみにしてしまうのはもったいない。廃棄せずに資源の有効活用をする方法はないのだろうか。