札幌市のゴミ回収施設で1月、資源ごみの中から現金1000万円が見つかった件で、期限だった4月30日までに持ち主が特定されず、札幌市が所有権を得ました。1000万円は、今年1月30日に札幌市北区のごみ回収施設で、「雑がみ」の中からゴミの分別をしていた作業員が発見しました。ゴミは西区や手稲区で回収したものでした。拾得物として受理した警察には、「新聞紙でくるんだ1000万円を落とした」「認知症の祖父母がごみと一緒に捨てたかもしれない」など16人から申し出がありましたが、札束をまとめる「帯封」の特徴やなくした際の日時や場所と合致せず、持ち主は特定できませんでした。

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