お前ら美術の話好きだけどゲルハルト・リヒターって知ってるか?
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ピカソのよさとかよく議題になるけどリヒターの話はちっとも話題にならないな
最近リヒター知ったけどVIPPERの観測範囲の外だったか つい最近まで展示会やってたらしい
行けばよかったとかなり後悔してる >>2
ゲルハルト・ベルガーは知らなかった
多分リヒターは「これ好きって言っとけばマウント取られない芸術家」だから覚えておくといい まあリヒターは実際に実物を見ることで凄さが分かるらしい
それもあって語りにくいのかな
あとVIPでは「こんなのが芸術ってw」とか言われて浅いコメントでくさされるかも こないだまでやってた展覧会、日本では16年ぶりだとか
もうしばらくは実物見れないだろうな このレスのなさにVIPPERの現代美術への関心のなさが現れてる そいつは知らん。ルノワールならオカズにしたことは有る >>8
ルノワールは抜ける
リヒターはそういう、モチーフが綺麗に描けてるとか美しく描けてるとかそういうのじゃない作品作ってる人なんよ
何で作ったか、どう作ったかが大事で観る人の「見方」自体に干渉してくるというか
そこがおもしれーーー
みたいな感じらしい >>10
まあ抽象画は見てて落ち着くとかそういう感じではないもんな
部屋に飾りたい絵って言ったらフェルメールとかルノワールとかの方が部屋が明るくなるよな
まあリヒターの絵を飾ってもかっこいいとは思うが ググってみた けっこう好きだけどもうちょっと形も描いてほしい
ベクシンスキーとか好き >>12
まあ分かるわ
ただ一つ一つ解説聞いたりすると見方変わるかも
俺はたった今ネットで解説聞いてすげーーーって思って思わずスレ立てした
ベクシンスキーはたまにネットで見かけるな
俺も好き 生で解説と一緒に見てみたいなぁ
もの久保っていう画家というかイラストレーターの絵も良いぞ 写真と絵画の融合みたいなことやってて写真は絵画と違って現実を写しているから、絵画をより現実そのものに近づけるために写真のような...
まああんま分かってないのに適当なこと言ってしまった
ただ上記の考え自体が20世紀的な考えだと解説で言っていた
それでも今見てもなるほどなと思える部分はあると >>14
もの久保調べてみたけど面白い絵を描くな
色々作品見てみるわ 写真の何が現実を写してるかというと、写真や映像は絵画と比べて作為性がないとリヒターは考えたらしい
リヒターは絵でもどこまで作為性みたいなものを削ぎ落とせるかの実験みたいなことをしてるらしい
解説聞いた上での俺解釈
ちなみに解説は有料の配信サービス 偶発性ってまあシュルレアリスム以降の現代美術における割と普遍的なテーマだしな >>18
難しい話だな… 現実感を出したいなら写実的に描きそうだけどそうでもないし >>23
難しいよな
解説者の話だと、写真や映像だってそもそも作為的であることから逃れられないから正確に言うと無作為なものではないんだけど、それでも今見てもリヒターの作品はハッとさせられるものがあるとか タレルの部屋とかも割とそういう感じじゃね?
二度と同じ瞬間はない空模様を絵画的に切り取るみたいな >>25
多分こういう感じだな
いいなこれ見にいきたいわ タレルの部屋は確か金沢の21式美術館と直島の地中美術館にあったはず >>24
見たまんま作為なくありのままに描くって意味ならリヒターの作品にはリヒターの心情とかは反映されてないのかな
画家は自分のメンタルを絵に出す人も多いけれど 無作為は奥が深いよ
作為性を限界まで排除した抑制的作品に
それでもわずかに滲みだす作家性こそがその作家の核心部分であるみたいな
昔のやっかいなオタクの萌え理論みたいな面倒な楽しみ方が必要
セザンヌがモネを評した「彼は眼である。しかし、何という眼だろう」とかいうのが象徴的で
そういった作風の源流にあたるんじゃないかな モネというか印象派の作風も共通するテーマとして
一枚の静止した絵の中に時間の経過を閉じ込めてる
ある瞬間を切り取った写真よりある意味現実に近いものを求めた結果の作品群だ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています