2009年7月15日に日米同時公開された『ハリー・ポッターと謎のプリンス』の大ヒットを記念して初来日。東京、名古屋、大阪の3都市で舞台挨拶を行い、8月1日の『王様のブランチ』の映画コーナーに生出演した。『ハリー・ポッター』シリーズのキャストが来日したことは過去にもあるが、生放送番組に出るのはこれが初であった。また、名古屋でインタビューを受けた際に名古屋城について聞かれ、「5分ぐらい外から見たけど、日本のホグワーツみたいだ!」と言って場内を笑わせた。 また、2010年11月に再来日し、各地でファンイベントに積極的に参加。悪役イメージを一掃させた。また、映画出演のために始めたゴルフは趣味の一つとなり、来日時でも各地でプレーし、スコア80台で回るなど周囲を驚かせた。本人は日本とのつながりを大切にし、できればコマーシャルにも出演したいなどの希望を持っている。

2011年3月11日に発生した東日本大震災に対し、トムは被災者支援のために直筆のメッセージ入りチャリティーTシャツの販売を企画した。売上金は「親御さんを亡くされた子供たちのサポートを」との本人の希望により全額『あしなが育英会 東日本大地震・津波遺児募金』に寄付された[5]。また、被災地ではタンパク質が足りていないと聞き、宮崎県産の温泉卵2000個を被災地に贈るなど、積極的に支援活動を行った。温泉卵は岩手県陸前高田市の避難施設に届けられ、被災して以来、卵を食べられなかった被災者から感謝されたという[6]。 

マルフォイを演じているため、ダニエル・ラドクリフのファンから、「ハリーをいじめるな」という手紙をもらったり、ファンから「名前をマルフォイに変えろ」と奇妙なメールが届くなど理不尽なクレームも来たという。また撮影現場に遊びに来た子どもたちが自分のことを素通りしたり、手を差し伸べても握手もしてくれなかったり、映画『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』のプレミアでは6歳の子供から「クソ野郎」と罵倒されたりしている。しかし本人は「僕を本当にドラコだと思っている子供達がいるのは光栄だよ」「子供の夢を壊すのはサンタの存在を否定するのと同じだからね」と、映画という夢の世界に関わる役者としてのプロ魂で寛容に受け止めている。

またハリー・ポッターでお気に入りのキャラクターは、ケネス・ブラナーが演じるギルデロイ・ロックハートとジェイソン・アイザックスが演じるルシウス・マルフォイだという。「もし映画で別の役をやれるとしたら何がいいか」という質問には、ルシウス・マルフォイかヴォルデモート[7]をやりたいと語った。希望の寮はという質問にはスリザリンがいいと答えている。