赤字額は2021年度の3.9倍に拡大し、16兆1000億円余り増えて比較が可能な1979年度以降で最大となりました。
これまで最大だった2013年度の赤字額と比べても7兆9000億円余り多くなっています。

「量は減ったのに額は増えた」理由は円安など
20日に発表された貿易統計によりますと昨年度・2022年度の輸入額は前の年度と比べて32.2%の大幅な増加となりました。
その一方で、輸入の量を指数で示す「数量指数」は、前年度と比べて1.6%のマイナスで2年ぶりに減少しました。
つまり、「量は減ったのに額は増えた」という状況となっています。
かつては「円安は輸出に有利に働く」と言われてきましたが、昨年度の輸出量を見るかぎり、円安の恩恵が輸出に及んでいるとはいいにくい状況となっています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230420/k10014043461000.html