群馬県は20日、県のゆるキャラ「ぐんまちゃん」関連グッズの2021年の売上高を522億円から418億円に訂正した。
事業者から売上高の報告をファクスで受け取った際、手書きの数字を見間違えたのが原因。

関連グッズは新型コロナ禍前には増加傾向が続いており、前年の20年の446億円から76億円増えたと説明していたが、実際には28億円減だった。

県担当者は「コロナ禍で経済活動が低迷した影響が考えられる」としている。

事業者から約100万円の1・08倍の売り上げがあったとのファクスが届いたが、県職員が約100万の隣に記載してある「×1・08」を「1108円」と勘違いし、約100億1108円と入力した。

22年の売上高を集計する中で発覚した。23年分からは間違いを防ぐため事業者にインターネット上で入力フォームに書き込んでもらうという。
https://mainichi.jp/articles/20230420/k00/00m/040/197000c