沖縄でダイビングインストラクターとして働く高橋さん(48)。初婚は19歳の時だったが、結婚期間は4年で幕を閉じたという。その後、結婚と離婚を重ね、一度の事実婚も含めると「バツ10、子どもは10人」だそうだ。

「この先も機会があれば結婚したいと思うか」と聞くと、驚くべきことに「したいかしたくないかで言えばしたい」と答えた。

 そもそもなぜこんなにも結婚と離婚を繰り返す形になったのか。

「結婚に対する夢や、幸せな家庭に対する憧れといった部分が強かった。自分の両親がそうだったので」

 自身の性格に難があるのではないかと考えたり、反省したりすることもあるそうだが、交際時に相手から「『私ならあなたを変えられる』と言われたこともある」という。

 結婚・離婚を何度も繰り返すことについて EXITりんたろー。は

「結婚をすごくいいものとして美化しすぎなんじゃないかな。離婚はとてもエネルギーがいることだと思うので、10回もできるのはすごいなと思ってしまった」と話す。

 EXIT兼近大樹は

「結婚を幸せの定型だと言って押し付けられるのはイヤ。ただ、離婚を『失敗』と言うのではなく、バツ10じゃなくてマル10にしてほしい。経験値を得たという意味では、結婚しなかった人よりも一つ上のランクに行っているんじゃないか」と主張した。

 プロデューサー・慶応義塾大学特任准教授の若新雄純氏は「結婚は新しい現実の始まりだと思う。今の現実が自分にちょっと合わないとか、他の自分にマッチした別の現実があるということなのではないか。そことどう付き合っていくのか」と解説した。

https://times.abema.tv/articles/-/10074873