のり不作による高騰、コンビニおにぎり大丈夫か ローソンとファミマは「影響はない」 セブン―イレブン「適宜対応する」 
https://www.zakzak.co.jp/article/20230409-UMLHL4DQE5O6TBCIL5MTNJ3W5A/

食卓の定番、家庭用のりの値上げの動きが広がっている。最大産地の有明海の記録的な不作により、生産量が例年の7割近くに落ち込んでいるためだ。のりを多く使う飲食店からも悲鳴が上がる。コンビニおにぎりへの影響も気になるところだ。



大手のりメーカーの白子のり(東京)は6月1日出荷分から、焼きのりや味付けのりといった家庭用製品全般を15~40%引き上げる。昨年も燃料費や資材費の上昇で値上げを検討したが、物流効率化などで乗り切った。担当者は「ここまで原価が上がるとどうしようもない」と自社努力による吸収は限界だと漏らす。

大森屋(大阪市)も家庭用のり製品のほとんどを約10~30%上げるほか、山本海苔店(東京)はすでに一部値上げした。各社とものり不足で来シーズンを迎えるため原価は当面高止まりしそうだ。