X



福島と仙台を結ぶ「阿武隈急行」が廃線の危機!このままじゃバス転換も・・・
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0002以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
垢版 |
2023/04/07(金) 21:20:46.792ID:sQVAapNV0
死ぬまでに乗っておきたい路線のひとつだわ
0003以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします🐙
垢版 |
2023/04/07(金) 21:27:12.473ID:Y77V+c8s0
>>2
今のうちだぞ
マジで
0004以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします🐙
垢版 |
2023/04/07(金) 21:30:10.260ID:Y77V+c8s0
そもそも阿武隈急行はなぜ建設されたのか
それは東北本線のバイパスのためだった

東北本線では福島と宮城の県境区間の国見峠越えが戦前からの難所だった
そのため上野から仙台以遠に至る特急は多くが常磐線周りで迂回するほどだった

そこで両県境区間のショートカット路線が必要とされて計画されたのが阿武隈急行
1968年に宮城区間が丸森線として開業し、20年後の1988年に福島区間と全通し三セクの経営となった

しかし開業時点ですでに存在意義は失われていた
なぜならすでに新幹線が1982年に開通していたため、在来線のバイパスは必要なくなっていたからだ!
0005以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
垢版 |
2023/04/07(金) 21:31:44.796ID:EGS/VeRna
梁川とかいうへんな行き先の電車たまに来てたけど、これか
0006以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします🐙
垢版 |
2023/04/07(金) 21:32:33.804ID:Y77V+c8s0
いわゆる鉄建公団線と呼ばれるこうしたバイパスは各地にある

中国山地を貫通する「智頭急行」は、関西から山陰に向かう特急の大幹線として
コロナ前まで20年連続黒字経営だった
https://raillab.jp/img/user/train_photo/4362_188824/680.jpg
もし東北新幹線がなければ阿武隈急行は智頭急行と同様に
特急街道として黒字経営は確実だったのだ
0007以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします🐙
垢版 |
2023/04/07(金) 21:35:59.633ID:Y77V+c8s0
しかし鉄建公団線は特急による「長距離通過需要」がないと経営は成り立たなくなる
新潟県の北越急行は、かつて特急はくたかが1日に13往復も行きかっていた人気路線だった
はくたかは越後湯沢から金沢を目指し、上越新幹線との接続で東京から北陸を目指す最短ルートだった
https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/038/909/474/38909474/p1.jpg
だが北陸新幹線が金沢まで開通するともはやその必要はなくなり、特急が消滅
超高速特急がビュンビュン行きかう前提で作られた設備は宝の持ち腐れになっている

かつて儲かっていた路線ですらこうなので、特急の全盛時代がない阿武隈急行が衰退するのはなおさら必然だったといえる
0008以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします🐙
垢版 |
2023/04/07(金) 21:37:43.802ID:Y77V+c8s0
ではなぜ阿武隈急行は今まで維持できていたか
それが>>5がヒントだ

始発の福島から、伊達地方への地域輸送があったからだ
かつての伊達郡で平成の合併で「伊達市」となった地域だ。福島市と隣接する隣町で、その先は宮城県境という県境の自治体でもあり
旧梁川町、現在の伊達市梁川地区はその中心の1つである
0009以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします🐙
垢版 |
2023/04/07(金) 21:45:56.998ID:Y77V+c8s0
もともと伊達には鉄道は存在しなかった
そればかりか道路事情もかんばしくなかった

阿武隈急行のピークの年でもある1995年には福島市から川向うの伊達方面に阿武隈川を越える「月の輪大橋」が開通しているが
その開通以前はより遠回りの「鎌田大橋」を経由するのが福島市内から伊達に向かうメインルートだったが、こちらはあまりにも距離が遠回りすぎたのだ

「月の輪大橋」が開業するまで、この場所はどうやって川を越えるかと言うと、なんと渡し舟だった
「瀬上の渡し」と呼ばれる江戸時代の渡し舟が、平成時代の1995年まで現役で続いていたのである

地方の田舎とはいえ、県庁所在地の隣町で、江戸時代レベルの移動手段が現役だった
それくらいに交通後進地方だったのだ。そこにできた阿武隈急行は、あまりにも近代的で仙台的なインフラだったので、いっとき支持されたのは言うまでもないことだった
0010以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします🐙
垢版 |
2023/04/07(金) 21:48:10.046ID:Y77V+c8s0
だが「月の輪大橋」が開業後、伊達地方は道路事情が年々向上
他の田舎と同じように、幹線道路はは並行するバイパスに切り替わり、改良に改良を重ね
鉄道の速度的優位性はあっという間に薄れていった

土地ならいくらでもあるので「一人一台」でマイカーが普及し
ロードサイド店舗が主流になったりするなどし、鉄道の存在意義はもはや壊滅的となったのだ

これが阿武隈急行のドル箱線区の福島〜伊達間の地域輸送の喪失の伊達側の論理だ
0011以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします🐙
垢版 |
2023/04/07(金) 21:54:32.424ID:Y77V+c8s0
もう1つが福島市自体の衰退だ
かつて福島市は県庁所在地として大きな存在感がある有力都市だった
いまでも県北では福島市に肩を並べる都市は1つもない
だが、そのような地位が一気に失墜していったのが平成〜令和の時代だった
なぜか。それは仙台への拠点集約化である

例えば企業の支店の場合、東北地方ではそれまで各県庁ごとに営業所があった(例、福島営業所、山形営業所・・・)
だがバブル崩壊後のリストラ策で東北地方は仙台支社に一元化する流れが起きた
これによって福島の街から雇用機会は空洞化、市街地は空きビルだらけになり、90年代までたくさんあったデパートも数年前の中合閉店を持って全滅した

かつては阿武隈急行で通勤したり休日は買い物に行くという需要はあったのだ
だが、今の福島の市街地にはそもそも仕事がないし、買い物する場所もない。すると誰も乗らないのは当然のことなのだ

そして仙台一極化を招いた要因も新幹線の開業だった
新幹線を使えば福島と仙台は片道20分。あまりに近いので日帰り出張は容易である
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

ニューススポーツなんでも実況