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子どもの頃の話。
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垢版 |
2023/03/30(木) 07:45:26.639ID:4h/IsnJgd
子どもの頃、僕は2階建ての借家にすんでいた。
母親も仕事をしていたので、学校から帰っても自分一人のことが多かった。
ある日、夕方遅く学校から帰ってくると、家の中が暗い。
「おかあさ~ん」と呼ぶと、2階からか小さな声で「はあ~い」と
応える声がする。もういっかい呼ぶとまた「はあ~い」。
自分を呼んでいるような気がして、2階へあがる。
階段をあがったところでまた母を呼ぶと、奥の部屋から「はあ~い」と声がする。
奇妙な胸騒ぎと、いっこくも母に会いたいのとで、奥の部屋へゆっくりと
近づいていく。
そのとき、下で玄関を開ける音がする。母親があわただしく買い物袋をさげて
帰ってきた。「しゅんすけ、帰ってる~?」明るい声で僕を呼んでいる。
僕はすっかり元気を取り戻して、階段を駆け下りていく。
そのとき、ふと奥の部屋に目をやる。
奥の部屋のドアがキキキとわずかに動いた。
僕は一瞬、ドアのすきまに奇妙なものを見た。
こっちを見ている白い人間の顔だった。
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垢版 |
2023/03/30(木) 08:01:09.946ID:sIKto97G0
ウチの実家は2階建てで、俺と妹が子供の頃一階で家族全員で飯食ってる時に、よく2階から歩く音や、低い台から畳に飛び降りるような大きな音がした。
それが聞こえるのは子供の俺といもうとだけで家族には聞こえていない。
俺や妹が不思議がって家族に「あれなんの音?」「2階に誰かいるの?」と聞いても家族は「そんな音はしていない」と答える。
大人になったら今でも妹とその話をするが、大人だった家族は「そんな音は聞いたことがない」と言う。
あの確実に人がいる音はなんだったのか。
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